もっと踊りたかった
- mai***** さん
- 2019年9月29日 19時53分
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ただそれだけなのでしょう。
もっともっと踊るためには、ソ連という場所が狭かっただけ。
物語を理解して舞台で踊るために
その歴史背景をも学ぼうとする貪欲さ
他の人には単なる街路でしかなくても、彼には演目の製作された時代の空気すら感じられたのかもしれない。
だとしたら、亡命も当然。
もっと大きく
もっと大胆に
もっと美しく
喜怒哀楽の全てをぶつけられる舞台は地球規模で…
自由の空にホワイトクロウは羽ばたく。
旧ソ連の体制の窮屈さや締め付け具合の怖さと
東西冷戦当時の東西両国の文化的交流であっても緊張感を伴う姿や
亡命することの難しさを描きつつ
でも人は国境を越えて交われることを見せつけた作品でもあるかなと思いました。
今は冷戦はないですが…
それでもなにがしかの締め付けが人を不自由にしているのかもしれません。
もっと自由にはばたけるような社会を作り維持していかないといけないのでしょうね。
2019年8月31日シネマテークたかさきで鑑賞
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