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アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場 (2017)

TUNTEMATON SOTILAS/UNKNOWN SOLDIER

監督
アク・ロウヒミエス
  • みたいムービー 60
  • みたログ 141

3.69 / 評価:105件

戦争の無慈悲さはヒタヒタと感じた

  • fg9***** さん
  • 2020年6月10日 14時01分
  • 閲覧数 338
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

…在宅勤務で映画三昧の日々を過ごし、レビューが一杯溜まってしまったので、ザックリと書くことにする。
 …あらすじは、横着をして、解説の次のとおりだけでイイだろう。
 『ソ連との戦いに敗北し領土の一部を奪われたフィンランドは、1941年、その奪還に挑むため同国への侵攻を開始する。
 さらに強大な軍事力を誇るソ連軍に対抗するため50万人の軍隊を組織し、歩兵戦を中心に戦いを進める。
 妊娠中の妻と家族を残してきたベテラン兵士、結婚式を挙げたばかりの若者など、それぞれ違った事情を持つ4人のフィンランド軍兵士が最前線へと送り出される。』
 フィンランドでは誰もが知る国民的な有名人気作というV・リンナの戦争小説の3度目の映画化作品で、同国映画史上、最高の興収記録を樹立した大ヒット戦争映画らしい。
 領土の一部を奪われた〈冬戦争〉の後、その奪還に挑んだのが〈継続戦争〉というらしい。
 先ずは、ドイツと秘密条約を締結したというのが驚きだったが、独ソ戦争が勃発したした時期なので、ソ連は共通の敵ということで頷けた。
 大半が戦闘シーンで火薬量も半端ではなかったが、突出したヒーローのような存在はなく、皆が皆アンノウン・ソルジャーなので至って地味目にも感じたものの、若干フォーカスされていた兵士も無慈悲に死んでいくので、その呆気なさが戦争の虚しさを際立たせてもいた。
 でも、専らフィンランド側からの視点ばかりなので、ソ連軍側の視点が皆無なのは、一方的過ぎると感じなくもなかった。
 お偉いさん方からすれば領土奪還のための正義の戦いだったが、アンノウン・ソルジャーにそんなお題目は戯言に過ぎず、彼らは、ただ死にたくないから、家族を守りたいから戦っているのだった。
 ドラスティックなシーンも、突出した英雄の登場もなかったが、名も無き兵士たちが死にたくないから敵を殺す……という戦争の無慈悲さはヒタヒタと感じたので、十分に観応えありの3.4点といったところかな。

 (メモ 総レビュー数:3677件、2020年度120作品目)

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