ここから本文です

ドラゴンクエスト ユア・ストーリー (2019)

DRAGON QUEST YOUR STORY

監督
八木竜一
花房真
  • みたいムービー 1,967
  • みたログ 5,638

2.56 / 評価:4979件

ドラクエに「ちゃぶ台返し」は要らない

  • harenochikumorinotihare さん
  • 2019年8月2日 13時03分
  • 閲覧数 13585
  • 役立ち度 116
    • 総合評価
    • ★★★★★

嫌な予感はしていた。

日テレ映画、声優に芸能人起用のオンパレード、異様な高評価…

原作に思い入れがある人ほど、この作品を見て絶望的な気分になると思う。

ドラクエ5という最高の素材を、ここまで台無しにできる山崎貴監督の才能に脱帽。

残念なポイントをいくつか挙げてみる。

・名曲と映像が噛み合ってない
・声優(俳優、芸能人)が下手
・キャラクターの三白眼が不気味
・寒いギャグ

正直なところ、ここまでは何とか我慢できていた。
CGや戦闘シーンのクオリティは低くないし、それなりにドラクエの世界に入り込めていた。

最も許せない点は、観客を悪い意味で茫然自失とさせる終盤15分の展開だ。

いやいや、そういうメタ展開、ドラクエに求めてないから。
「大人になれ」って、あのキャラクターが説教できる立場か?

観客は少なからず興奮と感動を味わいに来てるのに、冷水をぶっかけられた気分。
もっと言うなら、子供の頃から大切にしてきた、エンタメを楽しむ気持ちを全否定された気分。

今まで映画を観て、こんな悲しい気持ちになったのは初めてだ。
この脚本で、誰が喜ぶのか? 誰が幸せになれるのか?

今回、山崎監督以下制作陣がやったことは、カタルシスなんかじゃない。
全てを無責任に引っくり返す、ただの「ちゃぶ台返し」だ。

テーマ曲が流れ、本来余韻にひたるはずのエンドロールで、すぐに立つ人が多かったのも納得の後味の悪さ。

上映前にパンフレットまで買ってしまった自分を、過去に戻って止めてやりたい。

ドラクエ本来のテーマや魅力を、徹底的に殺しにくる本作品。
本年ワースト1は間違いない。


追記)公開初日の★は「4.10」だったが、2019.8.3現在「3.32」に激減している。おそらく2点台に落ちるだろう。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • 絶望的
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ