ここから本文です

アメリカン・アニマルズ (2018)

AMERICAN ANIMALS

監督
バート・レイトン
  • みたいムービー 133
  • みたログ 304

3.46 / 評価:231件

刺さる人、刺さらない人

  • xwc***** さん
  • 2019年7月25日 17時23分
  • 閲覧数 598
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

この映画が刺さる人というのは「いつか特別な存在になれる自分を夢見ている人」「ここではないどこかへ行きたい願望がある人」…だった大人、でしょうか。承認欲求や見栄にまみれたSNSに疲れた人とかも。この映画の言いたいことがわからない人はある意味幸せなのかもしれない。

ここに出てくる主人公たち4人は基本的にバカなので、つまらない日常を変えたくて犯罪に走るわけですが、通常そこまで振り切れることはあまりないと思われます。ただただ何かいいことがあったらいいなあ、もっともっと面白いことはないかなあ、有名になれたらいいなあ、ツイッターでバズったらいいなあ…なんてぼんやり思っているだけで仕事や学業に追われ、たまに映画の中でカッコよく犯罪を成功させているのを見て「ああカッコいいし面白かった」で気持ちを昇華させまた黙々と平凡な日常を送るのが普通かと。実際やろうとは到底思わない。だって捕まったら嫌だし将来無駄にしたくないし家族も困る。振り切れたらどんなに楽しいだろうか…とは思うけど、犯罪で幸せになれるとは思えないのでやっぱりこいつらバカだなw

この映画の主人公たちはひたすらカッコ悪く成功しないのが目に見えている。犯罪など犯したことも無い真面目な学生なので計画はずさん、ビビって失敗ばかり、そういう様子を淡々と描く。にもかかわらず「うんうん、でかい花火を打ち上げたいよね一回くらいね」という共感だけで最後まで夢中で観てしまった。
本人たちによるインタビューと役者による再現映像を織り交ぜただけでなくそれ以外にもトリッキーなことをちらちらぶっ込んでくるのが、煙に巻かれたような気分で何とも言えず楽しかった。そのあたりで「人間てこんなもんじゃない?」と言われているような気がした。
でもほんとにバカ過ぎるよね、自分たちが犯した犯罪を映画で語るなんて面白すぎでしょう。愛すべき(ん?そうでもないか)バカたちの顛末を見て欲しい。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 未登録
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ