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新聞記者 (2019)

監督
藤井道人
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3.75 / 評価:3064件

シム・ウンギョン納得の最優秀主演賞

  • my******** さん
  • 2020年6月22日 22時44分
  • 閲覧数 1392
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

やはりシム・ウンギョンすごかった。日本人女優では出来ないようなニュートラルなトーンの演技はドキュメンタリーを見ているかのようにリアルだった。いい意味で彼女の無機質さが作品をさらにザラつかせている。日本語を覚えるだけでも大変なのに言い回し方や感情表現もすごい自然で彼女の努力が伝わってくる。個人的に英語を話すシーンでの表情や言い回し方も自然で好きだった。もちろん松坂桃李も疲れ切った表情は真に迫るものがあり素晴らしい。

予想していた内容は政府による情報操作や隠蔽がメインかと思っていたが、それは前半のみで、生物兵器施設という桁違いの陰謀がメインになっている事にはかなり驚いた。平和ボケしている自分にとっては前者の方がリアリティーがあり怖さを感じる。が、今まで見なかった踏み込んだ切り口でとてもいい。

暗めのライティングを多用する演出にはサスペンス感が溢れ、カメラワークのブレは臨場感が伝わってくる。ただ、ブレて欲しくない場面でも大げさなブレが止まらなかったりと、俳優の顔が見たいのに見れないという障害になってしまったシーンもある。

あと一つ、杉原は情報調査室のやり口を知っていながらそれでも実名報道をと決断したのに、田中哲司演じる上司の多田に脅されるという想像がついた出来事だけでラストあんな風になってしまうのは納得いかない。どんな事をされるかなんて察していたはず。んー。

という具合に演出等に関しては少し疑問も感じたが、俳優の演技を見るだけでも本当に価値のある作品だと思う。

詳細評価

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