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新聞記者 (2019)

監督
藤井道人
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3.68 / 評価:3577件

ポリティカルムービーの旗手は続かず。

  • pxv******** さん
  • 2021年10月22日 13時27分
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

観る人によっては偏向作品だ、プロパガンダ映画だという声が上がるのも分かる。

一応は最後までスンナリと観れる事は出来た、というのが率直な感想。

かつての日本映画界には『白い巨塔』『不毛地帯』『金環食』『戦争と人間』『あゝ野麦峠』等の山本薩夫という左派監督がいた。
時には特定の団体による資料や数字を無批判に映画に引用するなど、一部では反発も多かった。

しかし山本薩夫の特筆すべき点は偏った視点はあるものの、豪快な演出と個性的なキャラの抽出、そして何よりも普遍的なエンターテインメント作品として仕上げる天才的職人技があった事だ。
だから彼の思想的には受け入れられないものがあったとしても、映画自体は最後まで飽きる事なく楽しんで観る事が出来た。

組織や団体内での上映会向けのものなら、どんな作りでも勝手にやってればいいが、一般劇場で金を取る商業映画として公開するのなら、先ずは映画として面白くなければならないと思う。その上での個々の判断は自由であり、それがポリティカルムービーの楽しさであり存在意義。

日本にはポリティカルムービーを作れる脚本や監督が現在はいないのか、という思いに今更ながら沈む気分だ。

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