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蜜蜂と遠雷 (2019)

監督
石川慶
  • みたいムービー 686
  • みたログ 2,487

3.51 / 評価:2005件

情熱の伝播が凄まじい傑作だった

  • 万きび家族 さん
  • 2020年6月4日 1時08分
  • 閲覧数 1477
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

昨年の公開時は忙しくてスルー、今のタイミングで再上映されていて興味を持ったのでGOしました

結果的には去年時間を見つけてできるだけ早く、この映画に出会っておきたかったと後悔する形に。
松岡茉優さんがいるとやっぱりハズレがないというか、表情と体技で魅せる演技は他の若手とは既に格が違い過ぎるというか、大好き。そんな松岡茉優さんが演じた亜夜という主人公が周囲から様々な影響を受け開眼していくという話なのだが、ここで個人的に映画の脚本を構成する最も崇高なテーマとして情熱の伝播というものがある。
本作では4人の天才が双方向に、あらゆるポジティブな影響を与えあう、という話になっていた。予告からして4人の勝負という部分に重点がおかれるものと思っていたが、全く違った。音楽は勝ち負けなんかで価値が決まるものではなく、様々な感性が影響を及ぼしあい、高め合っていくものであるということ。
本作で唯一、一口に天才とは呼べない高島というピアニストが、彼にしかなし得ない「生活者視点の音楽」によって亜夜や塵といった天才に確かな良い影響を与えたように、あるいはマサルの音楽に対する夢や目標の存在が亜夜を鼓舞したように、亜夜の音楽から塵が「世界を奏でる」ことに気づいたように、誰かが奏でる音楽や音楽に対する思いが連続的に良い影響を波及させ登場人物の成長や喜びにつながっていくという、最高な崇高なストーリー展開になっていてもうラストの演奏シーンは涙が溢れて止まらない...

やっぱり情熱とか思いが伝播するストーリーは最高だということを確認して
松岡茉優さんが今後出演されるものについてはすっぽかさず必ず見ることを誓いましたよ(笑)

あと蜜蜂と遠雷ってタイトルについては塵が蜜蜂となって、ようは花粉を媒介するかのように良い影響を媒介するという意味という評論を見かけましたけど自分的には4人の天才全てが最終的には「蜜蜂」になるものだと思ってます。亜夜さんも最後には塵にとって最高の影響を与えますからね。

真面目に作ればいいものできるじゃん!東宝さん!!!

詳細評価

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音楽

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