根岸季衣だけはインパクトがあり
- fg9***** さん
- 2020年10月19日 11時19分
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…あらすじは解説の次のとおりと書くような内容はないが、取り敢えずは書いておこう。
『ビストロで働く美人のキョウコ(飛鳥凛)には、幼少時に義父から受けた性的虐待によるトラウマがあった。
彼女の中にはキョウコを愛するレズビアンの直美、尻軽女のゆかり、小学生のまま変わらないハルという人格が共存していた。
ある日、マンションの隣の部屋の住人が憧れの小説家だと判明し、キョウコは好意を持つ。』
中田秀夫監督作品なのでサスペンスホラーものかと思ったら、殺戮シーンの代わりに濡れ場シーンを当てはめたロマンポルノ風のシロモノだったな。
WOWOWで観たので、R18をR15にしたためか、濡れ場シーンの画面の8割が暈しで覆われていて辟易し、しかも喘ぎ声だけは大音量で鳴り響くので更にウンザリした。
しかも、四重人格の女の子の全員がそれほど可愛いとも思わなかったので、オッパイぐらい見せられても、だから、なによ!って感じだったな。
本作ポスターに「快楽の人格四重奏」というキャッチコピーが付けられていて、ラストでその4Pが繰り広げられるが、そもそも、解離性同一性障害では、その人格が同時に出揃うことはなく、4人の人格が交互に現れるのではなかったか?
そんな益体もないことも考えてしまうお粗末な作品だった。
ただ、キョウコの母親役の根岸季衣だけはインパクトがあり、「あんたの股からは、あたしの彼の臭いがプンプンするのよ」と言って、彼女の股を嗅ぎまくる怪演は可笑しく、そこに若干加点しても1.2点といったところかな。
(メモ 総レビュー数:3836件、2020年度389作品目)
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