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4.0点
…在宅勤務で映画三昧の日々を過ごし、レビューが一杯溜まってしまったので、ザックリと書くことにする。 …あらすじは、横着をして、解説の次のとおりだけでイイだろう。 『亡くなった消防士のジャホンの前に、冥界から3人の使者が現れる。 そのカンニム(ハ・ジョンウ)とヘウォンメク(チュ・ジフン)、ドクチュンは、ジャホンが転生するために死後の49日間に受けなければならない七つの地獄の裁判の弁護と護衛を担っていた。 使者たちは、ジャホンの生前の善行が認められ19年ぶりの貴人として転生するのは確実だと浮かれていた。』 原作は、韓国のウェブコミックらしい。 最初、七つの地獄の裁判(殺人地獄・怠惰地獄・裏切り地獄・不義地獄・ウソ地獄・暴力地獄・天倫地獄)と聞いて、その荒唐無稽さに観るのを止めたくなったが、ロングコートでバリッと決めたカンニムたちがカッコいいし、見習い弁護士の紅一点ドクチュンも愛らしかったので観続けると、CGを駆使したスペクタクル・アクション・ファンタジーの様相も呈してきて、グイグイと引き込まれていった。 それに、絶妙な塩梅で人情噺も織り込んでくるので、更に引き込まれていく。 そのピークは、消防士・ジャホンの家族に纏わる話だ。 ジャホンの弟が怨霊になって冥界に紛れ込んできてからは、片時も目が離せない。 というか、弟と母ちゃんが出会うシーンは目から涙なしでは観られんかったな。 で、ラスト、満を持して、我らがマ・ドンソクの登場だ。 これはもう、速攻で「第二章」を観るしかないな。 韓国映画は、エンタメ作品でもハリウッドに迫りつつあるな。 十分に見応えありの3.8点といったところかな。 (メモ 総レビュー数:3719件、2020年度162作品目)
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