ここから本文です

ライオン・キング (2019)

THE LION KING

監督
ジョン・ファヴロー
  • みたいムービー 1,420
  • みたログ 5,704

3.84 / 評価:4051件

実写化する意味

  • san***** さん
  • 2021年1月15日 2時34分
  • 閲覧数 79
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

アニメ版は何回観たか数え切れないほど子供の頃に観ました。

ディズニーでも好きな作品の一つです。


ここ最近の過去のアニメ作品を実写化するのにハマっているのかわかりませんが、ライオンキングに関しては完全なる失敗だと個人的には思います。

アニメ故にできる表現。
実写故に出来ない表現。

これがハッキリと出た作品になったと思う。


まず、ストーリーはほぼアニメ版のトレース。
細かな演出やアクションは変更されている部分も多数あるが、これがまず一つ目の失敗。


アニメだからこそ出来た動物達の表情豊かな描写とデフォルメ。
これが実写だと出来ない。

そりゃそうだ。
喜怒哀楽を人間の様に出せないライオンを口の動きと体の動き、そして声優の演技力で出さないといけなくなるから。

体の動きは素晴らしい。
他の動物もそうだが、観たまんま動物の動き。かなり研究したのでしょうが、そのリアルな動きを入れるとまた、感情の置き所が難しくなる。

アニメ版では父が死んで涙を流していたシンバ。
これも出来ない。表情が変えられない。

勿論動物にも感情はあり、人間ほどでは無いが表情にも現れているのでしょう。

ただこれを喜怒哀楽が詰め込まれた映画作品に人間的感覚で作るとやっぱり不自然。


どうしてもそれが気になりそこに居るのは人間に作られた動物感が出てしまっている。
いや勿論そうなのだけど、、


とことんリアルに作ってあるが動物達の生殖器は無し。
あまりそこに目がいかない様カメラワークで誤魔化してるが、一度気付くとそれもまた気になる、、

まぁこの部分に関しては分かるけれども。
もう少し何とか出来なかったかな。


ライオンキングは元はミュージカル要素を多く含む作品。
アニメ版では華やかにアクロバティックに演出されシンバの気持ちがバンバン伝わって来るが、こちらもまたリアル故出来ない。
動物的な動きをさせないとソレは動物じゃなくなるから。
結果アニメ版よりもスケールの小さい演出になってしまう。


最初にも触れたストーリーだが、アニメ版とほぼ変わらない。

演出もミュージカルもアニメ版の方がエンタメとして優れている。

では実写化する意味はなんなのか?
マレフィセントやアラジン、美女と野獣ならばまだ分かるのだが、何故動物しか出てこないライオンキングまで?


うーーん。
よく分からない。


映像美としてはいい作品だと思うが、、
むしろコレなのかな?

子供の頃に観たあのライオンキングがもしリアルなライオン達で観れたら!?
これなのかな。


映像美を楽しむと言う面では美しい作品だと思いました。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 未登録
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ