こりゃまたたまげた
4.0点
ネタバレこれを実写と呼べるのか?
実写化という言葉を使ったレビューが散見されるが果たしてこれを実写と呼べるのだろうか? 実際のサバンナでライオンやハイエナなどの動物たちに演技指導して人間の言葉を喋らせて映画にしたのなら実写と言えるのだろうが、そんな筈はないだろう。 以前別の作品のレビューでも書いたが、そもそもアニメを忠実に再現すれば「実写化する必要はあるのか」と言われ、ちょっとでもオリジナリティを出せば「原作と違う」と言われる。 じゃあ、どうしろと? 実写化する必要がないと言うのなら、むしろアニメ版『ライオン・キング』のコアなファンが本作を観る必要性がどこにあるのだろう? アニメにはアニメの良さがあり、実写には実写の良さ(実際にはCGだが)がある。 いちいち難癖つけずに素直に映画を楽しんだ方が良いと自分は思う。 ラストのハイエナたちがスカーに反旗を翻すシーンはちょっとしたホラーのように見えた。
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