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サウナのあるところ
2019年9月14日公開

サウナのあるところ

MIESTEN VUORO/STEAM OF LIFE

R15+812019年9月14日公開

mam********

3.0

新たな発見はある

サウナに入った男たちが文字通り素っ裸で、人生をさらけ出す。 それが約80分延々と続くのだが、意外に時間は短く感じた。 フィンランドの一般の人たちが出演しているので、自分からすれば、もちろん全員知らない人。だから、サウナという密室内で、相手が服を着ておらず一様に全身に汗を浮かべ暑さに顔を歪めているという状況から語りが始まると、最初はその人たちの経済状況や仕事などへの先入観がまったく持て無いところからそれを聞くことになる。 すると、スクリーン越しとは言え、一人の人間としてピュアでフェアな気持ちからその人物に向きあうことができる。これは中々発見だった。 サウナでのんびり昔話を、という感じではなく、結構重い話が多いが、これは被写体がカメラがあることを意識して感情が昂っているからであって、フィンランドの男たちがいつもサウナで人生を語り合っているわけでもないだろう。 ただ、こんな風に身近に「逃げ場」があって、ともに汗を流しながら話を聞いてくれる他人がいるという生活はなんだか羨ましいな、と思った。 そして、さすが本場、色々な形式のサウナがあるのが面白い。熊はびっくり。

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