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カーライル ニューヨークが恋したホテル (2018)

ALWAYS AT THE CARLYLE

監督
マシュー・ミーレー
  • みたいムービー 63
  • みたログ 46

2.91 / 評価:35件

「ネタばれ」の末路

  • uqj***** さん
  • 2019年8月21日 4時04分
  • 閲覧数 799
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

単なる「ネタばれ」合戦を見ているだけ、というか
見させられている心持ちにならざるをえない、というかね・・・

この作品を観る時の、このなんとも言えないアホらしさというのは
多分、いまのこの全世界共通のもんやと思いますけどね。

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ハリウッドスターに共通する政治的態度の基本というのは
あのジョージ・クルーニーに見られるがごとく
1960年代後半以降、
一貫してリベラルであり、左寄りであり
民主党支持層であり
そういう層の全アメリカ的なある種の母体というか母胎そのもので
ありつづけていたんだけど
(しつこく言っとくが俺もリベラルだ。あたりまえだ)

80年代以降はそのレフティスト的なスター層というか
そういうイメージが

      「セレブ」 という呼び名のもとに

超富裕層のひとつとしての完全なるステイタスを
名実ともに「パブリックイメージとして定着化」されて
しまってたようなとこがあると思うんですね。

・・

で、そういう金持ち層が実は
ある意味、米国全体のレフティストオピニオンを率いているのだ、
という非常に矛盾した事実には

みんな気付かなくなっちゃってからの
期間がもう、
長すぎてるのよ。

ある意味、かつての
ソ連上層部の富裕とその庶民との乖離や
今のあの中国の「シュウちゃん」と一般国民との雲泥の生活の差、
みたいなもんとも

まったく同種のもんだわな。
(シュウちゃん、もともと日本円で数千億円単位以上のド金持ち。
 でもかの国の国民の大半はそういうの知らされていない)

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だからこういう物をいきなりエーガとして
見せられると

その違和感たるや、半端なものではない。

特にやはりその、
ジョージ・クルーニーさんなんかに関しては
彼の普段の(現状の)アンチ・ハリウッドぶりを
知っていれば知っているほど、

こういう映画でのバカバカしさはちょっと
物凄い域に達しているように感じられますね。

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まあでも俺としてはそういう役者の方々よりも
もっと気になったのは

ホテルの従業員の奴らの口の軽さの物凄いこと、
物凄いこと。

「おまえらネタばれするために仕事やってんのかよ」
 ってほどに喋る喋る喋る喋る

・・

これで「伝統ある高級ホテル」とか、
どの口で言うか、みたいな。

日本でホテルのドキュメンタリー撮ったとしても
こんな従業員まず、おらんやろ。

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まあ翻って考えればですよ、

こういう客や
こういう宿との{ナアナアな関係}が

上記の「(表面上の)リベラル思想のもとに」
長年にわたって国内にはびこったがための

こういう世界とはなんの接点もない
人口増加の一途をたどるラティーノ層なんかのアメリカ国民の大半が
結果的に
あの信じられないような冗談のような
常識では考えられないような人間を


大統領に選んだのだ、

という見方もできるんではないかと。

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