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カーライル ニューヨークが恋したホテル (2018)

ALWAYS AT THE CARLYLE

監督
マシュー・ミーレー
  • みたいムービー 60
  • みたログ 45

2.97 / 評価:33件

私たちが自慢されたいニューヨーク

  • たまごボーロ さん
  • 2019年9月8日 20時20分
  • 閲覧数 325
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

名門カーライルホテルの逸話を、ホテル従業員や常連客たちが語る。しかしこれはホテル紹介ではない。ニューヨークの社交界と人間模様の歴史語りとなっている。
お客さんたちが凄い。セレブだらけで、並みのハリウッドスターだとモブに見えてくるくらい。なんたって英国王室御用達なのだ。
ダイアナ妃とマイケル・ジャクソンとスティーブ・ジョブスがエレベーターに乗り合わせた話。流石のホテルマンも淡々と接しつつも内心はミーハー心が大騒ぎだったろう。
守秘義務があるので、宿泊客に関するエピソードは基本的に当たり障りのない話、あるいは良い話しかできない。その中にあってトランプ大統領の話はやっぱりトランプらしいエピソードで笑った(まぁ軽いチクっとした噂程度だけど)。

一流の客は従業員一人一人に対しても親切でフレンドリーだと言う。威張ったり尊大に振舞ったりしないのだそう。品があり、かつ肩の力が抜けている。
従業員のロイヤリティが高くて、皆んな定年までここで働きたいと言う。勤続何十年のベテランも多く、彼ら自身がホテルの魅力となっている。

中でも、カフェ・カーライルでのライブ演奏がとても素敵だった。狭いライブレストランで、手が届くような距離で一流ミュージシャンの演奏が楽しめる。
レニー・クラヴィッツが幼少時に近所に住んでいて、両親と音楽を聞きにきていたと言う(良いとこの坊ちゃんだな)。まだ早いけれど、いつかここで演奏したいよ、と。こんな歴史ある洒落たカフェで初老になったレニクラの弾き語りが聴けたら最高だろう。

素敵だな、泊まりたいなと思うが、選ばれし人々のための社交場という感じで、一般の観光客がキョロキョロ行くところではないような気がする。他所者が憧れる、いわば「自慢されたいニューヨーク社交界」がそこにある。
いつか手入れされた白髪に赤い口紅の似合うエレガントな老婦人になれたら泊まってみたいと思った。まずお金かかりそうだけど。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 楽しい
  • ゴージャス
  • ロマンチック
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