あらすじ・解説
外国に行きたかった少女ディリリは、ひそかにニューカレドニアから船に乗って、ベル・エポック時代のパリにやって来る。博覧会で彼女は配達人のオレルと知り合い、街を案内してもらう約束をする。一方、パリでは男性支配団を名乗る謎の組織によって少女たちが次々と誘拐されていた。男性支配団について聞き込みをしていたディリリとオレルは、パブロ・ピカソから彼らのアジトの場所を教えられる。
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作品レビュー(22件)
- yos********
4.0点
主人公は少女ではあるが 大人のファンタジー作品だった。 ストーリーには人権や女性問題などを盛り込まれながら 綺麗な映像とパリの街並み、芸術家の登場など 随所に楽しめるところがある。 ただ子どもが鑑賞するには少々難しいかな と思うような作品にも感じるけど 吹き替えだったら気にならないのかな。
- mac********
4.0点
物語自体は安易と言うか、ちょっと練り切れていない印象だけど、意識して余り深く考えないように受け止めた。最初ディリリの登場場面で、「可哀そうな子?」って思ったら、なんと独特で素敵な雰囲気の子だった。最後まで観られるかな?退屈しれしまうかも・・・という不安があったけど、ディリリに魅了されてしまった。登場人物達も、風景や、庭の植物や衣装や、店や部屋のインテリア・・・ともかく素敵で、まさに当時のパリを時間旅行しているような気分。
- bakeneko
5.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - fg9********
3.0点
…在宅勤務で映画三昧の日々を過ごし、レビューが一杯溜まってしまったので、ザックリと書くことにする。 …あらすじは、横着をして、解説の次のとおりだけでイイだろう。 『外国に行きたかった少女ディリリは、ひそかにニューカレドニアから船に乗って、ベル・エポック時代のパリにやって来る。 博覧会で彼女は配達人のオレルと知り合い、街を案内してもらう約束をする。 一方、パリでは男性支配団を名乗る謎の組織によって少女たちが次々と誘拐されていた。 男性支配団について聞き込みをしていたディリリとオレルは、パブロ・ピカソから彼らのアジトの場所を教えられる。』 先ずは、背景の画の美しさに見惚れていたら、監督が実際に撮った写真だと知って幾分かがっかりする。 ストーリー的には、よくある誘拐事件の解決譚なのでそれほど魅かれるものはなかったが、誘拐された少女たちが黒服を着せられ、四つん這いになって男どもの椅子に供されているシーンは、「家畜人ヤプー」を彷彿とさせてギョギョッとなった。 男社会を憂うる監督の痛烈なメッセージなのだろうが、子供が理解するにはチョットきつかったかな。 で、その事件を少女ディリリと配達人のオレルがバディとなって解決していくのだが、その過程でベル・エポック時代の著名人が数々登場するので嬉しい限りだったな。 画家のピカソ、ルノワール、モネ、ロートレック、作家のコレット、プルースト、作曲家のドビュッシー、サティ、女優のサラ・ベルナール、キュリー夫人やパスツールまで登場し、枚挙にいとまがないほどだった。 背景画の精緻な美しさには騙され、ストーリーも大したものではなかったが、ベル・エポック時代のゲージツ性は十分に堪能できたし、ディリリの主体性のあるレディー然とした仕草、また、縄跳びのシーンは格別愛らしかったので、十分に一見の価値はありの3.2点といったところかな。 (メモ 総レビュー数:3748件、2020年度191作品目)
- shoko
3.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。
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