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上映中

ひとよ (2019)

監督
白石和彌
  • みたいムービー 588
  • みたログ 1,253

3.87 / 評価:1,014件

一口寸評

  • nn1***** さん
  • 2019年12月16日 11時14分
  • 閲覧数 644
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

ピエール瀧絡みのトラブルもなんのその、今年3本目の公開作となった白石監督。
夏前に感銘を受けた『凪待ち』に劣らぬ秀作だった。
舞台劇が映画化らしいが、桑原裕子の原作がよくできている。
3兄妹に暴力をふるうDVの夫に耐えかね、タクシー会社を営む母親(田中裕子)は彼を殺し刑務所へ。
15年後、成長した子どもたちの元に帰ってくるが…。
本作は、役者陣の演技とアンサンブルの妙を楽しむ映画でもある。
母役田中裕子と長男(鈴木亮平)、次男(佐藤健)、長女(松岡茉優)。
脇も、音尾琢真、筒井真理子、韓英恵、MEGUMI、佐々木蔵之介など充実している。
監督の隙のない演出や、場面ごとのつなぎ(編集)が秀逸で、舞台劇の匂いを感じさせることもない。
ラブシーン、特に筒井のそれは余計だし、次男のわだかまりが気にはなったがいずれも瑕瑾というべきだろう。
嵐の一夜に始まり、ある一夜の騒動で安寧が戻る。
終盤、中庭に集まった3兄妹の佇まいがベストショット。
親子の関係性を、意表を突いたナラティブで表していて深い余韻が残った。
タイトルは、‘一夜’だが、‘人よ’という読みも兼ねているに違いない。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • パニック
  • 切ない
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