2019年6月15日公開

さよなら、退屈なレオニー

LA DISPARITION DES LUCIOLES/THE FIREFLIES ARE GONE

962019年6月15日公開
さよなら、退屈なレオニー
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(10件)


  • 柚子

    4.0

    年頃の女の子

    年頃の女の子にありがちな描写がいい とかく若者は意気がって、生き急ぎがちだが、このレオニーちゃん、「人生は長いし、急がない」が信条 なれど、裏を返せば、やりたいことが見つからないだけ 何をやっても1ヶ月続かない そんなレオニーちゃん、大人の階段登りはじめる あの終わり方は、ファンタジーにしか見えないが

  • mai********

    3.0

    屈折してても純粋に

    よくわからない、どうしたいのか? どうなりたいのかもよくわからない 未来を想像してみても何がなんだか… 大人は一つくらい何かやりたいことあるだろうとか言うけれど それならあなたにはあったの?って聞き返してみたい。 きっと生意気だって言われて終わっちゃう。 純粋だからこそ、今の自分を感じて屈折してしまう。 だから、それをそうでなくていいとかんじられるきっかけさえあれば。 何も純粋にただ一つの目標を追いかけなくてもいい。 レオニーのような自分がいるなら いろんなことにアンテナを伸ばしてみたらどうだろうか? 悪い事ってのはちょっとアレだけど 見て、触れて、体験して… その積み重ねで、自分の世界を広げて知識を得て 何かに導かれるように歩き出すことができるようになるかもしれない。 カッコイイ事言って 全く何も感じなくていつもと変わらない毎日が通り過ぎるだけの日々ばかりかもしれない。 でも、それだって一つの人生。 代り映えしない日々を愛しく思える時が来ることだってあります。 だからレオニーはそのままでイイ。 青春って、何歳になっても訪れるものだと思うから。 2019年8月10日シネマテークたかさきで鑑賞

  • 一人旅

    4.0

    少女を乗せてバスは往く

    セバスティアン・ピロット監督作。 カナダ・ケベック州を舞台に、17歳の少女の日常を描いた青春ドラマ。 カナダの新鋭:セバスティアン・ピロット監督による青春ドラマの佳作で、カナダ・ケベック州の海辺の街で母親とその恋人の男性と暮らしている17歳の少女:レオニーの高校最後のひと夏を、ダイナーで出逢ったミュージシャンの年上男性との交流を軸に描いています。 高校卒業を間近に控えた一人の少女の心の揺れを繊細に捉えた青春ドラマで、周りの人達と上手く馴染めない、どこか浮いた存在となった少女の孤独や疎外感、自分自身に対する違和感をケベック州の瑞々しい海辺の風景の中に映し出しています。 退屈で鬱屈した日常に埋没していた少女が体験する些細な出来事をとりとめもなく散りばめていきながら、やがて新たな人生に向かって自然に歩み出していくまでの過程を見つめた青春ガールズムービーで、同じく周りの人達とはどこか違った少女を描いた『ゴーストワールド』(01)、『スウィート17モンスター』(16)、『レディ・バード』(17)を連想させる青春モノとなっています。 主演を務めた新鋭:カレル・トランブレの自然体の演技に惹き込まれますし、「Rush」を始めカナダの人気バンドの楽曲が物語を彩っています。

  • ryo********

    4.0

    ネタバレこじらせ女子は好きかー?

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • kyo********

    4.0

    未来

    屈託した繊細で感受性の高いレオニーは行き場のない、やりたいこともない閉塞感を感じている。 父と義父と父のような友達と、ほったらかしの母と。 はじめのシーンとラストシーンはつながっていて印象的。 音楽とその街の風景と屈託を抱えるレオニーととても絵になっていた。 父も義父もスティーブンも母もレオニーも役者たちはとても自然にはまっていた。 ある父の事実を許せないレオニーは潔癖すぎると思ったが、まぁ娘だから仕方ないかなあとも思いつつ。その時の父の心を考えると私には単純に責めることはできないと思った。母も狭量すぎ。義父は調子に乗りすぎ。スティーブンは純粋で自然でとても温かい人。 レオニーのこれからがとても気になる。

  • jk0********

    1.0

    本当に現代?

    70年代、80年代の青春って感じ。いまどきこんな映画作っている人もいるんだなーと思いました。

  • bakeneko

    5.0

    ネタバレフレンチカナディアンって野球好きなんだ!

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • ken********

    4.0

    もどかしいね

    17歳の女子高生レオニーの話。家庭にも街にも居心地が悪い感じですかね。 レオニーは大人びてるねー。退屈でも、子供の頃なんて一瞬に終わっちゃんだよね。大人目線ではもどかしさを感じてしまう。

  • fiv********

    4.0

    思春期の少女の揺れ動く気持ちを見事に表現

    題名どおり退屈なレオニーを描いた作品。 ただ、退屈と言っても暇なわけじゃない。 いや、暇なのだけど複雑な家庭環境のせいで心の中は何だかわからないけど葛藤でいっぱいな思春期の少女レオニー。 そんな時に、夢があるのに現状に満足している中年のミュージシャンと出会う。 早くやりたい事を見つけて家から出たいのに、何の取り柄もなく誰からも注目されず、突然いなくなって他人を困らせる事ぐらいしか出来ないレオニー。 やりたい事も才能もあるのに中年まで何もしないミュージシャン。 こんな真逆な二人を静かに描きながら思春期の少女が家族、恋愛に揺れ動く気持ちを見事に表現した秀作。

  • ali********

    4.0

    ケベックの海沿いの街と、人々を見る

    カナダ東海岸(Atlantic Canada)は遠いが、この映画で現地に行った気分になれます。セリフはフランス語なのに、建物はアメリカ風。小さく静かな街で、日本と同じく、電柱が地中化されていない。高校生で自由なファッションはいいけれど、ちょっと自由すぎるかも。受験勉強もなさそうで、これからの人生で何をすべきか迷うのは、日本の高校生にはないぜいたくな悩みです。 主人公のレオニーさんは、元気そうだが、フランス人の常でスマイルが少なく、ややとっつきにくい感じ。もっとも親しい人以外へのスマイルを美徳と考えるのは、日本人とイギリス人(カナダ、アメリカ、オーストラリアなどを含む?)くらいで、むしろ例外かも。 原題は「蛍は行ってしまった」だが、日本題は「さよなら退屈なレオニー」なので、ラストで退屈を破る何かが起こるのか。論理的には、あまり起こりそうにないが。母親の再婚相手(義理の父)との関係は改善されるだろうか。いくらフランス人やフランス系カナダ人が、(若い時は)スマートで自己表現力があると言っても、技術を身に付けたり、大都市に出るとか、大学で学ぶかしたほうがいい。そうした青春の悩みは、世界どこでも共通なのでしょう。 この青春映画(他にも『ブルックリン』『レディ・バード』など、このテーマの作品は多い)を見て逆に思うことですが、日本は進路のレールが敷いてあるので、良くも悪くも悩みが少ない。大学に入り就職してしまうと、人生で何を実現するか迷うことは減るが、それでさまざまな可能性(大きな夢から、中くらいの文化的あるいは社会的活動まで)を捨ててしまうなら、つまらないです。

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