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さよなら、退屈なレオニー (2018)

LA DISPARITION DES LUCIOLES/THE FIREFLIES ARE GONE

監督
セバスティアン・ピロット
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3.51 / 評価:41件

ケベックの海沿いの街と、人々を見る

カナダ東海岸(Atlantic Canada)は遠いが、この映画で現地に行った気分になれます。セリフはフランス語なのに、建物はアメリカ風。小さく静かな街で、日本と同じく、電柱が地中化されていない。高校生で自由なファッションはいいけれど、ちょっと自由すぎるかも。受験勉強もなさそうで、これからの人生で何をすべきか迷うのは、日本の高校生にはないぜいたくな悩みです。

主人公のレオニーさんは、元気そうだが、フランス人の常でスマイルが少なく、ややとっつきにくい感じ。もっとも親しい人以外へのスマイルを美徳と考えるのは、日本人とイギリス人(カナダ、アメリカ、オーストラリアなどを含む?)くらいで、むしろ例外かも。

原題は「蛍は行ってしまった」だが、日本題は「さよなら退屈なレオニー」なので、ラストで退屈を破る何かが起こるのか。論理的には、あまり起こりそうにないが。母親の再婚相手(義理の父)との関係は改善されるだろうか。いくらフランス人やフランス系カナダ人が、(若い時は)スマートで自己表現力があると言っても、技術を身に付けたり、大都市に出るとか、大学で学ぶかしたほうがいい。そうした青春の悩みは、世界どこでも共通なのでしょう。

この青春映画(他にも『ブルックリン』『レディ・バード』など、このテーマの作品は多い)を見て逆に思うことですが、日本は進路のレールが敷いてあるので、良くも悪くも悩みが少ない。大学に入り就職してしまうと、人生で何を実現するか迷うことは減るが、それでさまざまな可能性(大きな夢から、中くらいの文化的あるいは社会的活動まで)を捨ててしまうなら、つまらないです。

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