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さよなら、退屈なレオニー (2018)

LA DISPARITION DES LUCIOLES/THE FIREFLIES ARE GONE

監督
セバスティアン・ピロット
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3.51 / 評価:41件

フレンチカナディアンって野球好きなんだ!

  • bakeneko さん
  • 2019年6月24日 14時18分
  • 閲覧数 451
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

群衆に埋没できない者の叫びを吐露したーパゾリーニの晩年の投書“L'Article des lucioles(ホタルについて)”に題名を因んで“La Disparition des lucioles(ホタルの失踪)”と題した映画で、集団行動に馴染めないヒロインの高校生活の最後の夏を、フレンチカナディアンの生活と文化の中に活写してゆく―“少女心理解析&飛翔映画”であります。

カナダ・ケベックで暮らす17歳の少女レオニー(カレル・トレンブレイ)は、母親とその恋人と共に住んでいる。高校卒業目前の夏に予定していた修道院のバイトが無くなった彼女はダイナーで知り合ったミュージシャンのスティーヴ(ピエール=リュック・ブリヤン)にギターを習い始めるが…といお話ですが、ドラマチックな展開を提示するのではなくて、“なぜ彼女は周囲に同調できないのか?”という疑問を次第に謎明かししてゆく作劇となっていて、離れて住んでいる父親への思慕や一人前に扱われたい焦燥、日常から解放されたい少女心理が細やかに描かれてゆきます。カナダが舞台ですが紛れもないフランス映画で、冒頭とラストのバスに乗り込むときの音楽と映像のコンビネーションが生み出す解放感はトリュフォーやルノワールの息吹を感じさせます。
集団に溶け込めない孤独な少女の心の内を描いて―「ロゼッタ」、「少女ムシェット」、「マッチ工場の少女」などに連なる繊細な作品ですが、ロック、ポップス、クラッシック…まで様々なフレンチカナディアンの音楽も適材適所に使われていますし、北アメリカの東海岸にはホタルが居ることも判りますよ!

ねたばれ?

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