ここから本文です

男が女を愛する時 (1994)

WHEN A MAN LOVES A WOMAN

監督
ルイス・マンドーキ
  • みたいムービー 58
  • みたログ 894

3.56 / 評価:169件

人生(愛)の複雑さに只ひたすら 涙

  • gtk***** さん
  • 2015年8月9日 21時39分
  • 閲覧数 2635
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

只々、ひたすら切なく全編を通して泣けてくる人生(愛)の複雑さを描いた名作。

夫の留守中・子供達家族を守ることすらできないアリスの苦悩に涙。
寂しさ・孤独からアルコール中毒に嵌りこむ哀しげでショッキングなシーンに涙。
そんなアリスや子供達家族を支えることすらできない、夫としての責任に葛藤するマイケルに涙。なんですが、
ここから夫の真面目で優秀・責任感の強い素晴らしい人格そのものを受け入れられない妻という夫婦の問題(愛の問題)に転化していく、まさかの展開に号泣・・・

切な過ぎて辛かったです。

男の立場から言わせてもらうと、強く・真面目でやさしくあれ!
と散々小さい頃から教育される訳ですので、その立派さが心底鼻に付くの!と言われると絶句するしかないんですが、そのマイケルの気持ちのやり場の無さ同様に男性視聴者は気持ちの置き所に困るという、とてつもない切なさでした。

始末に於けないのは誰も悪くないと思えるところ。
社会問題一般と違って、夫婦問題は結局のところ個と個の問題ですから良いも悪いもないところに悲しさがあります。
子連れで立派なパイロットの男性と結婚したプレッシャーか、旦那不在の時間に孤独と不安を育て、そこにアルコールの魔の手が忍び寄り家族を崩壊させるというシナリオはいちいちリアリティがあったんですが、そのリアリティが切なさを助長していたかと思います。。

ラストはご不満な方もおられるようですが、あのまま別れたら自分は悶え死にそうだったので、あれでOKという事にして頂きたいです。
マイケルもアリスもお互いに歩み寄って成長したと思いたいです。

アルコールの問題・愛情の複雑さ・家族(子供)問題・人間としての成長まで描いた、なかなかに重厚で深みのある一作であります。

主役のお二人もとても良かったのではないでしょうか?
メグ・ライアンは役に合ってませんかね?
お得意のラブコメの要素(可愛い・楽しい)が(哀しい・愛しい)に反転したわけですが、自分は意外と同質のものを感じました。
アンディ・ガルシアは職務とか責任感みたいな役は似合うと思うので、ぴったりかと思いましたが、お互い若さ青さを出さないと駄目なので、そういう甘さみたいなところで両者の繋がりを感じられたところはとても良かったかと思いました。


以上そんな感想ですが、メグ・ライアンの映画は大好きで大体の作品を見ていると思うのですが、何故かこの作品のDVDだけが手元にあったという印象の深い作品であります。


未見の方は是非!!

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 悲しい
  • スペクタクル
  • ゴージャス
  • ロマンチック
  • 不思議
  • パニック
  • 恐怖
  • 知的
  • 切ない
  • セクシー
  • かわいい
  • かっこいい
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ