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イエスタデイ (2019)

YESTERDAY

監督
ダニー・ボイル
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4.13 / 評価:1,868件

ジャックとエリーの物語

  • miz***** さん
  • 2019年10月13日 8時13分
  • 閲覧数 3105
  • 役立ち度 36
    • 総合評価
    • ★★★★★

「あのビートルズが世の中に存在していない!
世界中で彼らの存在を知っているのはジャックひとりだけ」

ビートルズのファンからは,とにかく高評価,あるいは厳しめの評価になるだろう。
しかしこれは,ビートルズの映画ではない。ビートルズの曲をちりばめたジャックとエリーの物語なのだ。

売れない,交通事故で前歯2本を失ったやるせない気持ちで歌うyesterday,初めて聞く周囲はうっとりしてしまう。次第に人々の目にとまり,エド・シーランの前座でロシアにいく。親友でありマネージャーのエリート離れる不安,リバプールでお互いに “I miss you.”と伝え合いながらも離れていく二人,題名のyesterdayがつながっている。

アメリカでの売り出し作戦で敏腕マネージャーのデブラ,作戦会議でのジャックの距離感,違和感,
故郷のビーチでのルーフトップコンサートを行うが,ファンの大盛況とは裏腹に,歌うhelp!は,ジョンが歌っていた悲痛な叫びそのものだった。

「愛する女性と嘘をつかずに,(誠実に)生きること」の言葉にジャックは決心をする。これは,ジョンの魂,スターティング・オーバーの延長線上にあり,ジョンならこう言うだろう。

ビートルズがいなければOASISもいない。エド・シーランも最大限「ジャックの才能」を天才だと認めている。世の中の人がビートルズのすばらしさを初めて聴く立場で追体験をさせてくれる。

西洋の文化がキリスト教やシェークスピアを抜きに語れないように,あらゆる物語の共通認識としてビートルズがそこに流れていくだろう。

映画は,ビートルズというきわめて大きな存在をその後に生きる人たちへ「古人の跡を求めず,古人の求めたるあとを求めよ」として伝えているように思える。

All you need is love,ジャックとエリー二人にとって幸せの姿とは,Ob-La-Di, Ob-La-Daで締めくくられる。まさに“life goes on”となのだ。

詳細評価

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