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上映中

田園の守り人たち (2017)

LES GARDIENNES/THE GUARDIANS

監督
グザヴィエ・ボーヴォワ
  • みたいムービー 55
  • みたログ 41

3.93 / 評価:30件

一口寸評

  • nn1***** さん
  • 2019年7月6日 16時27分
  • 閲覧数 1632
  • 役立ち度 7
    • 総合評価
    • ★★★★★

実は、17年の東京国際映画祭でこの作品をすでに観ている。
『ガーディアンズ』というタイトルで、その年の映画祭で観たなかでは一番感銘を受け、一般公開を切望していた。
待つこと2年、やっと願いが叶った。アルバトロスさん、岩波ホールさん、ありがとう。
その当時書いた映画評を多少改稿したものです。

舞台は、第一次大戦下のフランス片田舎の農村。
3人の息子が兵隊にとられ、広大な農地を耕し、牧畜に励むのは老いた祖父と、母(ナタリー・バイ)と長男の嫁(ローラ・スメット=バイの娘、母娘共演)だけ。
まさに銃後の守りである。
母は下働きの娘(イリス・ブリー 好演)を雇い入れ、家族同然に扱うが…。
農場の四季の移ろいと、働く女たちの姿を中距離撮影で捉えた映像が素晴らしく、まるでミレーの名画を見ているようだった。
5年ほどのあいだに徐々に機械化が進み、彼女たちの農作業が楽になっていく様子が他人事ながら嬉しくて。
日本でも、戦時下に男たちがいなくなった農村ではこんな状態だったはず。
監督は、戦争への怨念と、働く女性の逞しさを淡々と訴えかける。
レビューを書きながら、美しい映像やら話の細部やらミシェル・ルグランの音楽やらが徐々に蘇ってきた。
多くの人たちに是非見て欲しい秀作である。
評価は4.5★。
ちなみに、次回同ホールで上映される『聖なる泉の少女』(ザザ・ハルヴァシ ジョージア)も同映画祭にて鑑賞済み。こちらの評価は、4★。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 切ない
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