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スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼 (2019)

監督
中田秀夫
  • みたいムービー 422
  • みたログ 1,380

3.45 / 評価:1156件

バラエティー映画というジャンル

  • grassofcoffe さん
  • 2020年5月30日 16時56分
  • 閲覧数 533
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

映画館で見るバラエティー番組というジャンルがあるとしたらまさにこの映画がそれに当たると思います。
スリル、謎解き、お色気、笑い、ラブ、バイオレンス、全部が入って全部ちょうどいい。
前作に比べバラエティー色が濃くなって最後まで飽きることなく観ることができました。
冒頭、前作の主演のお二人北川景子さんと田中圭さんが登場するのですが、田中圭さんの100点の笑顔で主婦層はこの映画に対する間口が間違いなく全開になります。おまけに田中圭の衣装はラフ目のタキシード。似合うこと似合うこと。ごちそうさまです。
そして、今回主演の千葉雄大さん、終始抑え目の演技で彼らしいキュートさは封印されていましたが、この物語を引っ張るためには必要だったのかも知れません。ただしこぼれでる愛らしさがラストのオチの1つに説得力を持たせていました。次回作ありきで配役したのか?と思わせるほどのナイスキャスティング。劇場で身悶えしました。監督、責任とってください。
また複数のお笑い芸人さんたちの出演には微笑ませてもらいました。とりわけ光っていたのはアルコ&ピース平子さんでしょう。嫌みでプライド高そうな警察官はハマリ役。トイレのシーンは本当にドキドキしたし、コントでは見ることのできない平子さんを見れてすごく得した気分でした。平子さんと言えば相方の酒井さんが前作に出演されていましたが、それが「ネットでセコい商売をするプチ犯罪者」という役どころ。前作の酒井=犯罪者というクエスチョンに対してのアンサーが平子=警察官。アルコ&ピースを知ってる人ならわかるいや知ってる人しかわからない萌えポイントでした。
その他の芸人さんはそのままキャラを生かした演出だったので家でテレビ見てるみたいな感覚になり一旦緊張から解放されるという仕掛けがしてありました。残忍なシーンの後に差し込まれていたと思うので、狙って作られたのでしょう。
ちなみに原田泰造さんも出演されていますが、お笑い芸人としてではなく役者として立ってらっしゃいました。
それと、勘違いかも知れませんが中田監督が作中にカメオ出演されてたかも知れません。ググればわかるでしょうか。

ミステリー作品としても心地よく、ちょうどよい分かりにくさ、ラストのどんでん返し、見つけやすい伏線など、いい意味で脳ミソを使わなくても楽しめる感じが面白かったです。私たちは監督を信じてただ目の前の映像だけを楽しめばいい、という仕組み。土曜日の昼下がりにちょうどいい映画でした。

書き始めたらキリがないのですが、この他にも
音尾さんの似顔絵似すぎ問題とか成田陵のサイコ衰え知らずだな問題とか白石さんの宝塚風演技問題とか、とにかく細切れのツッコミポイントたくさん用意されてます。
コロナの影響で、復活上映している劇場もあるようなのでご覧になってみてはいかがでしょうか。映画館を出る時にきっとあー面白かったと呟くはず。

詳細評価

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