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SANJU/サンジュ (2018)

SANJU

監督
ラージクマール・ヒラニ
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3.58 / 評価:43件

インドスケールの「若気の至り」

  • TとM さん
  • 2020年4月15日 21時45分
  • 閲覧数 100
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

インドのスター俳優であるサンジャイ・ダットの半生の物語。常人には到底体験できないであろう、豪快すぎるエピソードがてんこ盛りだ。

薬物中毒も女性遍歴も、桁外れのスケール。「やんちゃ」と言うにはちょっと大胆すぎるハジケっぷりである。
まぁ、コドモだったんだろうね。
お父さんに隠れてタバコ吸ったりしてるシーンなんか、完全に「若気の至り」だもの。

世間知らずのボンボン二世俳優からお金を巻き上げようとする、悪いヤツに唆されて豪快に転落した感じ。
生来の頑強な肉体が無茶を成立させてしまった感ある。

サンジャイをよく知っていたら、こだわりの特殊メイクや往年の名作再現シーンをもっと楽しめたかもしれない。
DVDの特典映像に「特殊メイクが出来上がるまで」の苦労話があって、製作陣の並々ならぬ努力と挑戦を知ることが出来る。
でも、いかんせん観てるこっちがサンジャイの事あんまり知らないもんだから、似てるのか似てないのかすらわからん!

知ってたらもっと楽しめたのかな、と思うと同時に勝新太郎さんの事を思い出した。
昭和の日本の芸能界も、一般人には到底理解不能な、破天荒な人がいたよなぁ。
今となっては不倫が発覚しようものなら集中砲火を浴び、ドラッグ問題では過去の作品すら葬り去られ、演技や芸術性よりも「清く正しい」事に価値がある現代日本芸能界にはない、スターその人への憧れと「しょーもないけど愛してる」というぬるい愛情を感じる。

実際のところ、前半の「若気の至り」パートがもうちょっと短くて、後半のカムレーシュやお父さんとのエピソードが長かったら、評価はもっと良かったと思う。
結局私も「若気の至り」より「親子愛」や「友情」みたいな「清く美しい」ものが好きなのかもしれない。

詳細評価

物語
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