ここから本文です

Fukushima 50 (2019)

監督
若松節朗
  • みたいムービー 1,105
  • みたログ 4,502

4.20 / 評価:3793件

政府が絡む場面が疑心暗鬼に陥り残念

  • fg9***** さん
  • 2021年4月1日 9時33分
  • 閲覧数 398
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

…あらすじは解説の次のとおりと書くまでもないが、取り敢えずは引用しておこう。
 『2011年3月11日午後2時46分、マグニチュード9.0の地震が発生し、それに伴う巨大な津波が福島第一原子力発電所を襲う。
 全ての電源が喪失して原子炉の冷却ができなくなりメルトダウン(炉心溶融)の危機が迫る中、現場の指揮を執る所長の吉田昌郎(渡辺謙)をはじめ発電所内にとどまった約50名の作業員たちは、家族や故郷を守るため未曽有の大事故に立ち向かう。』
 タイトルの「50」の意味すらも知らずに観たが、福島第一原発(通称「イチエフ」)に最後まで残った作業員の人数を指していたのだな。
 そんな作業員を所長の吉田(渡辺謙)と当直長の伊崎(佐藤浩市)が指揮するのだが、メルトダウンを阻止するメンバーの選択時に、「若いもんは行くな」との忠告が度々あり、その年齢の境の「50」でもあったらしい。
 それはさておいて、東日本の壊滅の危機を阻止すべく、命を賭してエンジニア魂を滾らす情熱と使命感にはひたすら頭が下がる思いだった。
 ただ、政府が絡む場面になると疑心暗鬼に陥らざるを得ず、もう少しぼやかした感じにした方がエンジニアたちの雄姿が際立ったのかな。
 また、ラストに、個人である癌でなくなった吉田の死を持ってきたのも、東日本大震災の関連死が2万2200人にも上っていることからそぐわず、ましてや、「復興五輪」という希望じみた幕引きは如何なものかとも思われた。
 それでも、役者陣の演技には惹きつけられ、大惨事を改めて見詰め直すことにより、新たなる一歩の足掛かりとせんとする姿勢には好感が持て、一見の価値は十分にありの3.4点といったところかな。

 (メモ 総レビュー数:3952件、2021年度60作品目)

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • パニック
  • 勇敢
  • 切ない
  • かっこいい
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ