あらすじ・解説
高校生のハル(モトーラ世理奈)は、東日本大震災後、広島県で暮らす叔母の広子(渡辺真起子)の家で暮らしている。それまで彼女は岩手県大槌町で家族と一緒に生活していたが、津波によって家族を失っていた。ある日、帰宅したハルは倒れている広子を見つける。眠っている叔母を残して病院を出た彼女は、これまで蓄積していた家族への思いをさけぶ。
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作品レビュー(45件)
- たろっち
1.0点
ごめんなさい、途中で見るのやめました。 岩手県民です。大槌の子がこんな風に行き当たりばったりで、進んで行くのが嫌で。震災で被害受けても、周りの信頼できる親戚と暮らせて、どうかまともな暮らしをしててほしいから。復興のために、皆頑張ってきたし。こんな風に自暴自棄な成り行きな子はいないと思う。辛くても生活頑張ってると思う。なんか、酷い描かれ方で。途中までしか見てないけど。
- OTO48
3.0点
長すぎて飽きちゃうシーンが何か所かあって、あれが無ければもっと入り込めたと思います。
- いいじゃんそれで
4.0点
<演技のトーン> 途中に出てくる外国人などの自然な言葉のやり取りと主人公役のモトーラさんの演技はトーンが一緒で違和感なかったのですが、西島さんや西田さんの演技とモトーラさんの演技のトーンが違って、そこが一点気になりました。 これは演技が上手い下手とかの問題ではなく演技の色?トーン?が噛み合っていないような気がしました。 <映画としては> 人が亡くなった、または亡くなるということを深い観点で捉えることが出来ました。最後の主人公が家族と電話する長回しのシーンは自分は泣けました。 どこにも居ない家族に「どこにいるの?」と問いかけるところなど嗚咽しました。 あとは、最初喋らなかった主人公が最後の少年と色々話すところは「少女の成長」なのかなと思いました。ただあの少年はいらなかったのかなと思いました。 これも最後、風の電話が設置されている丘の映像、これは絵画のように奇麗でした。音楽も漂うような感じで素晴らしいと思います。 いずれにしろ評価は分かれると思います。
- さーたん
2.0点
震災ものは、基本的に好意的に観るようにしていますが、2020年の作品にしては、やや当時の負を引きずりすぎているように感じます。 当事者ではないので、あくまでも、映像作品としての感想ですが。 被災地までのヒッチハイクというのは、設定としては面白いものの、途中で出会う人達のエピソードが、主人公の成長とそれほど結び付きもないために、妙に説教くさく感じてしまいました。
- oir********
4.0点
画作り雰囲気的にはいいものを感じたが、正直言えば映画的には芳しい印象は抱けなかった。 場面場面がやたら冗長、ヒロインも震災被害で心に傷を負っているとはいえ倒れた叔母さんを放っておいてあの行動はないだろうと。 それにせっかくのロードムービーなのに、変化する土地土地の景観や雰囲気の流れの様なものが全く感じられずじれったくイライラさせられる。 しかし、福島での西田敏行爺のぽつりぽつりの嘆き節や、岩手におけるヒロインの死んだ同級生の母との偶然の再会エピソードなどで琴線を掻き立てられ始める。 ところが「風の電話」のくだりになると「何だファンタジーかよ・・」と鼻白みかかる。 とはいえ、どこにも通じていないはずの電話受話器に向かって、亡くなった故人たちにそれこそ冗長に話しかける場面を延々見せられる内に再度喉元が徐々に締め付けられてくる。 そしてエンドテロップで風の電話は実在したのだと知り、どうにも堪らない気持ちにさせられてしまった。 ぐずぐずのヒロインも鬱積していた心情を吐き出したことで現実に強く立ち向かえるようになるだろうという余韻も残った。 3.6の四つ星
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