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あなたの名前を呼べたなら (2018)

SIR

監督
ロヘナ・ゲラ
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4.11 / 評価:217件

マイ・フェア・レディの時代から

  • 重村牧男 さん
  • 2019年9月19日 21時39分
  • 閲覧数 1107
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

本当に脚本はあるのか?と言うような、
日常のリアリティーから物語は始まる。

そして中盤を過ぎても、なかなか動かない。
ここまで丁寧にプラトニックを育むならば、
もう告白等は必要ないのではと思う。

その方が狂おしいし、生真面目な二人に相応しい。

更に残念なのは、
女性の自立は、やはり男性の地位や財力がないとできない事実。

これは『マイ・フェア・レディ』『プリティ・ウーマン』と時代が変わっても同じ。

この立場が入れ替わる時代が来てこそ、対等と言えるのではないだろうか。
まっ、男だとヒモ扱いと逆差別され、偏見の目で見られちゃうから、
物語としては成立しにくいんだろうけど。

さらにこの二人、もし結婚しても、うまくいくのであろうか。

男はメイドをしてきてもらった経験から、
家事の面は妻として当たり前な事とし、甘えきるだろうし、

女は自立を主張し、男の甘えに苛立ちを感じるであろう。

現実はなかなか厳しいものである。

インドでは、まだまだ彼女より下位層がある。
現にリクシャワラーやバイクタクシーを彼女は利用している。
彼女はまだ恵まれている方だと思う。

男性側の裕福さは、毎日変わる服の多さからも理解ができる。

主役二人は、自然な感じで好感がもてる。
あと、邦題よりも原題の方が、その隔たりを明確に現している気がする。

(ベスト10、新人賞候補)

詳細評価

物語
配役
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音楽

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