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エキストロ
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エキストロ

892020年3月13日公開

ron********

3.0

本筋からすぐに迷走するのが面白い

茨城県つくばみらい市の巨大ロケ施設を舞台にエキストラの世界を描くフェイク・ドキュメンタリー。 歯科技工士の荻野谷は、エキストラとして映像作品に出演することに情熱を燃やしている。 ある日、彼が所属する事務所のエキストラが、刑事事件の容疑者となる。 出演は、映画初出演の萩野谷幸三、「スタートアップ・ガールズ」の山本耕史、「最初の晩餐」の斉藤由貴、「決算!忠臣蔵」の寺脇康文、石井達也、大林宣彦、黒沢かずこ、松崎しげるなど。 監督は、ドラマ「透明なゆりかご」の村橋直樹。 脚本は、「Diner ダイナー」の後藤ひろひと。 日本映画 配給は吉本興業 2019年作品 上映時間89分 脚本の大王こと、後藤ひろひとさんとは、大王の映画のイベントに出させていただいてからちょっと仲良くしていただいているので、間違っても悪くは書けません。 面白かったです。 まるでドキュメンタリーのようなモキュメンタリーというちょっと変わったスタイルのケメディです。 モキュメンタリーとは、疑似を意味する「モック」と「ドキュメンタリー」を合わせた言葉で、「フェイクドキュメンタリー」とも言います。 1999年の大ヒットホラー映画「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」とかそうですね。 脚本が素晴らしい! と、白々しいことは書きませんが、脚本の後藤ひろひとさんを少し存じあげているので、その裏側が見えてそれだけで楽しいです。 コメディですが、思い切り笑かしにきている映画ではないです。 まるでボケとツッコミのようなやりとりの中に、真剣な人が入ってくる緊迫感に、クスッと笑ってしまいます。 松崎しげるのところも笑った。 これ、コンプライアンス的にアウトやんね?(笑) ガモゲドラもなくてもいいし(笑)。 ストーリーは一見なさそうに思えますが、実はちゃんと伏線が張られていて、最後に見事(?)に回収されます。 本筋からすぐに明後日の方向に行ったまましばらく帰ってきません(笑)。 まるで小さな子供のように、あっちに興味がいき、次はこっち。みたいな迷走感がめちゃオモロい。 途中から、主人公出なくなるし。 で、無理やりラストの回収ぶりにちょっと感動したりします(笑)。 嘘です。 感動はしません(笑)。 ラストの大林監督のお話にはちゃんとメッセージ性もあります。 感動はしないけど(笑)。 まあ、かなり変わった映画ですが、コロナの今、こういう映画で笑ってみましょう。 大王、また飲みに行ってくださいね。 それとイベント、呼んでくださいね。 ドライブイン天童のネーミングにひとり大受けしました(笑)。 興行的には、現段階で上映館数36館と少ない。 3月13日から公開の拡大ロードショー作品は「貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-」のみ。 今作は上映館数が少ない。 もう1作、今作と同規模公開の「ジョン・F・ドノヴァンの死と生」があるが、これも上映館が少なく拡大ロードショーではない。 初登場1位のチャンスではありますが、上映館数が少なすぎるので無理ですね。 「貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-」には勝てません。 コロナの影響で、春休みの映画、ディズニー&ピクサーの「2分の1の魔法」が公開になった影響です。 コロナウィルスの影響が映画興行界にも影響が大きく出てます。 3月6日から公開予定だった春休み映画の横綱「ドラえもん」、「ムーラン」「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」などが公開延期になってます。 さらに各劇場では席一つ空け販売や、うちの近くのイオンは臨時休館になりました。 今後、さらなる映画館封鎖もあり得ますかね。 各作品にも大きな影響が出てます。 今作の客足にも影響が出そうです。 ライバルがいないので、チャンスですが映画業界全体の興行が落ちている。 内容的にかなりマニアックなので、ベストテン入りも厳しい。 初登場圏外スタート予想。 最終興行収入は700万円と予想。 コロナがなければもう300万円くらいプラスでしょうか。 星3つ半(5点満点) ★★★☆

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