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鈍色のキヲク (2019)

監督
渡邊豊
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1.00 / 評価:1件

大量の大根と監督?演出?にビックリ

  • cal***** さん
  • 2020年12月28日 2時02分
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  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

話自体にも言いたいことは山ほどあるけれど、まず何より役者の演技がおかしい。
主人公の女性も大根役者なら周囲のモブキャラもびっくりするほどの棒読み。
かと思えば、唐突に一つのセリフだけ急に過剰な演技?をしたりする。
教習所や小学校で見せられる交通ルールのビデオの様…というかそれ以下にも思えた。

見ていれば予算が少ないのは分かるし、そういう意味で演技力のある役者さんを連れてこれなかったのかな?と思う部分はあるけれど、だとしても正直に言ってこれでOKを出した監督はどうかしていると思った。
素人にちゃんと演技指導した方がまだマシなのでは?と思うレベルの、監督や演出がちゃんと役者に指示出すだけで全然改善するだろという程度の演技だった。


予算の関係上だと思うが、撮影場所も最悪。
山岳カメラマンが山形で友人とこれから近所の山に行くという。
そこに偶然出くわした女の子がついて行きたいと言い快諾するが、いや、そんな気軽に行ける場所じゃないんじゃ…友人ととはいえ山岳カメラマンがカメラ持って行く山だよ…?

と思っていたら次のシーンで映し出された山の風景は、ただの自然公園の広場でした。
そんな広場でうわぁー!って言われても…。
山岳カメラマンを自称していざ実際の山の風景がこれじゃ、そりゃ彼女のパパに小馬鹿にされても仕方なく見えてしまう。


主人公の女の子が母親と暮らす家も別に外観見せるわけじゃないし見えるのはリビングと彼女の部屋の二か所だけ。
それでずいぶんな豪邸みたいに言われても全然そう見えない。
え?普通のマンションじゃなかったのかと思った。


演出も意味が分からない。
物語にはどうでもいい喫茶店のマスターに物語には一切関係ないタケノコ届いたり、それに対してマスターがオーバーリアクションしたりと全く意味が無いシーンが多々ある。
もしかしたらあれは主人公のお爺ちゃんへと繋がる伏線のつもりだったのだろうか…。

細かい話をすれば間がおかしいのか、例えばキッチンでお湯が噴きこぼれそうになった音がしたら、普通は瞬間的にだけどまず振り返って目で見て初めて慌てると思うが、振り返る前から音だけで慌て出して見えたり、ラーメン屋で知人に気づくのも、相手の顔見て認識して気づくという風に見えず、ラーメン食ってたらガラガラと入口が相手人が入ってきた気配だけで知人だと分かったかのような素早いリアクションをする。

まるで最初から知人が来るのを知っているかの様。まぁ演じている役者さんは先の展開知ってるしね、初めから知ってたからついそんな素早い反応しちゃったんだよね…失敗じゃない?と見える。

娘には内緒に、娘だけは悲しませたくない…という割にその直後に娘が入ってきて号泣して謝りながら自ら全て話したり、それを聞いても娘の反応薄かったりしてとにかく制作側がどういう意図でそのシーンを見せるつもりなのか全然分からなかった。


さて、最後にこの映画の肝心のストーリーについてどうしても納得できないというか分からない点がいくつかある。

まず、キーアイテムである父親のカメラに残されたフィルム。
現像できるできないは良いとして、とにかく10枚の写真が一本のフィルムから現像できた。
内訳は北海道の山の写真8枚、主人公の少女時代の写真1枚、そして雑誌カメラマンの母の自殺現場に出くわした時の写真1枚。

そしてこれらの写真が撮られた時が18年前で、この時、主人公の母親が祖父を殺してしまい、その罪をかぶって父親が7年の刑期を務めることになる。

これ、ありえる?
駆け落ち先の東京で娘と嫁の写真を撮って家を出て、北海道へ行って山の写真を一枚撮ったところで日付入りモードだったのに気付いて設定変更し、山の写真を撮って、その後山形で自殺する直前の人の写真を撮る。

もしくはもっと前に自殺の直前の写真を撮っていて、その後東京で家族の写真を撮って北海道へ。
それならそれで、その間、何も撮ってなかったの?仕事なんでしょ?

どちらにしても、この父親は一体何のために山形に行ったのだろうか?駆け落ちして山形から逃げたのに。
そして、まともなカメラマンなら山に行って36枚撮りフィルム一本では絶対に足りない。
36枚中、最初が家族、最後が自殺現場だとしても北海道まで山撮りに行って34枚しか撮らないのはあり得ない。観光じゃないんだよ?山岳カメラマンだよ?


さらに言えば、北海道に行っている間に、東京では嫁が義父をころしてしまい、連絡が来て大急ぎで帰ってきた。
まぁ帰ってくるまで何やってたの?とか色々あるけれど、やっぱりいつ山形で自殺現場に遭遇したのか。
もしかして北海道で自殺現場に遭遇したの?
それならそれで警察呼んだりとか色々あって東京の方の偽装なんかできなかったと思うが…。

そしてこれが本当に最後だけど
刑期終えたお父さんと一緒に暮らさないのなんで?

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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  • 不思議
  • 絶望的
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