2020年2月7日公開

37セカンズ

37 SECONDS

PG121152020年2月7日公開
37セカンズ
4.3

/ 523

49%
35%
11%
2%
2%
作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(116件)


  • jef********

    5.0

    いい意味でファンタジー

    生まれる時に37秒間呼吸しなかったが故に脳性麻痺になってしまうんだ。だから、泣かない赤子には一生懸命お尻を叩いたりすんだな。アラ還の爺さんも今更ながら納得。 冒頭の2人暮らしの母親との入浴シーンから障害者の生活が生々しく描かれぐっと掴まれる。彼女は漫画家のアシスタントとして働いているが、実態は華やかな美人漫画家のゴーストライターを強いられている境遇であり、鬱々とした生活から脱出を目指し、ひょんなことからアダルト漫画を書こうと思い立つ。 個性的な人々との出会いと共に障害を持つ少女とは思えない行動力で物語が進んでいき、彼女の自己発見と成長を深刻ぶらずに共感できる。 偽善や差別、無償の優しさ、リアルな障害者の性、色々感じることができる良作です。

  • bnt********

    5.0

    いやー参りました。

    冒頭のおっぱいシーンはこの映画に対する決意の表れなのか?いきなり度肝を抜かれました。 私の甥っ子も障がい者なのでなんか観てて感情移入もありました。この映画は皆んなに観てもらいたい作品です。

  • じぇろにも

    4.0

    ネタバレ邦画 車いすで電車から降りる少女

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • fuj********

    5.0

    強い突破力と説得力

    昨年某名画座でファースト・ゴジラと最新ハリウッド・ゴジラの二本立て。 いそいそと出かけて行ったら、偶々二つ隣の席が車椅子の女性だった。 新作のクライマックスでは身を乗り出して画面に食い込んでらっしゃる。 そうでしょうそうでしょう、誰だって観たいよね、だって楽しいもん! 俺だって早く観たいよ、キンゴジ。一体いつになったら公開なの? それはさておき確か80年代に『典子は、今』という映画があった。 監督は日本映画界の良心・松山善三。 両腕がない本物のサリドマイド児が主演し、その年の話題をさらったが、 いかにも文部省特選といった体で、どうにもお行儀が良すぎた。 本作の登場は、それ以来ということになるのだろうか。 昨年一番の衝撃作と評判の一本、方向性は同じでも彩は極端に対照的だ。 脳性麻痺による実在の障碍者を主演に据えた本作、 佳山明という得難い存在を得て、強い突破力と説得力を備えた快作となった。 何しろテーマがすごい。すごすぎてここには書けない! 障碍者とそれを結びつけるか!という組み合わせ。 私は韓国映画『オアシス』で免疫ができているので耐えられたが、 初体験の人は居心地が悪いかも。 どんなものかは自分で劇場に足を運んで確かめてください! このテーマにより障碍者を取り巻く様々な問題が芋蔓式に出る出る出る。 どこまでが計算なのか、HIKARI監督!ひょっとして天才? 主人公は出口の見えない迷宮に、自ら単身車椅子で突入していく。 か細い声して、やることはやる。もはや実行あるのみだ! 島国日本は車椅子の障碍者にとっても狭苦しい。 終盤は思わぬ水平的広がりを見せ、度肝を抜かれっぱなしだ。 前述の『オアシス』とは、また違った切り口で、社会の常識を問う。 完全バリアフリーの世の中は、案外早く実現するやもしれぬ。 そんな希望を抱かせる明るい楽天性が、この作品には溢れている。

  • ken********

    5.0

    冒険だね

    脳性麻痺の女性の話。 障害があっても、外の世界でいろいろ冒険ができる。きっかけって大事だね。可能性は無限かな。 主人公の佳山明さんがチャーミングで魅力的だった。 脇の役者さんたちもみんなよかった。 爽やかな優しさに包まれます。

  • fg9********

    4.0

    ・・・でも、自分で良かった・・・

    …在宅勤務中にWOWOWで映画三昧の日々を過ごし、レビューが一杯溜まってしまったので、ザックリと書くことにする。  …あらすじは、横着をして、解説の次のとおり。  『23歳の貴田ユマ(佳山明)は、生まれたときに37秒間呼吸が止まったため、手足を自由に動かすことができない。  親友で漫画家のゴーストライターをしているが、自分の作品を出せないことに複雑な気持ちを抱いていた。  ユマは、過保護な母・恭子(神野三鈴)のもとで閉ざされた生活を送っている。』  ユマの親友の漫画家のサヤカは、カワイ子ちゃんタイプなので漫画界でもアイドル的な存在だ。  でも、その実、作品の創造は全部ユマ頼みだ。  その癖、障害者のユマを日陰に追い遣って、自分だけの才能で頂点に登り上がったと天狗になっているのだった。  そんなサヤカの自分を見下した態度に辟易したユマは、愈々自立への一歩を踏み出すのだった。  で、アダルト漫画に触れる機会があったので、それらと類似した作品を仕上げて出版社に持ち込み、編集者・藤本(板谷由夏)に見て貰うが、「あなた、セックスしたことあるの?」と直ちに未経験を見破られて突っ返されてしまうのだった。  さすれば、車椅子で夜の歌舞伎町へ突撃だ。  呼び込みのお兄さんの伝手で出張ホストを紹介して貰い、初セックスに挑むが、気色悪さに未達に終わる。  そんな折、障害者専門デリヘル女性の舞(渡辺真起子)と介護福祉士の俊哉(大東駿介)と知り合いになる。  舞は、姉御肌のあっけらかんとした性格で、障害者の心の在り様も知り尽くしているので、ユマを差別することなく妹のように可愛がり、デパートでの買い物巡りに繰り出すのだった。  その後、初めての飲酒も経験してほろ酔い加減で帰宅すると、死ぬほどに心配した母親の大権幕が待ち構えており、スマホは没収されるし、監視を強化されて自由剥奪の身となってしまうのだった。  母親は、ユマが障害者故に、自分の庇護下にいなければ片時も安心できないのだった。  母親の気持ちは痛いほどに分かるのだが、ユマは障害者と雖も成人した一人の女性であり、成長するとともに自立心が芽生えるのを抑えきれないのだった。  ザックリと書くと言いながら長くなってきたので、以下、端折って要点のみを記す。  ユマ、家出する。  寄る辺がないので、介護福祉士の俊哉の住まいに厄介になる。  その内に、幼き頃に出奔した父親の存在が気にかかる。  俊哉の助けで父親の居所は判明したが、既に没していた。  その折に、ユマは双子だったことを想い出す。  その片割れは、タイの寒村地域で先生をしていると言う。  俊哉の協力を得てタイへと飛び、姉と会う。  生れ落ちて以来の再会だ。  見詰め合う2人。  姉は言う。  「ずっと、あなたのことを知っていた。でも、障害を持っていると聞いていたから、怖くて会うことができなかった。ごめんなさい……」  泣きながら首を垂れる姉にユマは聞く。  「今でも、怖い?」  否定する姉にユマは優しく言う。  「母も会いたがっているから、帰国した時は会いに来てね……」  姉と別れた後、ユマは自問自答する。  「たった37秒間呼吸が止まっていただけで、このような体になった自分。  もし、生まれた順番が違っていたら?  もし、呼吸が止まっているのが1秒でも短かったら?  ・・・・・・・でも、自分で良かった・・・・・・・  ありのままの自分を受け入れて、新しい一歩を踏み出さんとするユマの健気さに嗚咽が洩れそうになってしまった。  ユマの帰国後、母親も彼女の自立心に気付き、1人の女性として認めるようになる。  ユマは、漫画家として新たな一歩を踏み出す。  アダルトではなく、一般向けの漫画だ。  それを読んだ女性編集者の藤本の電話応対での次の言葉で幕を閉じる。  「面白い漫画を描く子がいるのよ!」  序盤、ユマのセリフがか細くてボリュームを調節しながらの鑑賞となったが、ユマが自立に芽生え始めてからは言い回しもキッチリと耳に届くようになり、平凡な容姿とともにどんどんと光り輝いていく過程が見事に描かれていた。  後で知ったことだが、ユマを演じた佳山明は実際に障害のある女性だそうだ。  障害者に対する見方が根底から覆される良作で、非常に見応えありの4.2点といったところかな。  (メモ 総レビュー数:3977件、2021年度82作品目)

  • ぱやお

    2.0

    人は人に支えられ生きている。

    監督が、この映画に出てくる車いすに乗っている男性を演じている方と出会った時に “障がい者と性”についての話題になり、そのテーマに興味を持ったこたから物語がスタート。 主人公の桂山明さんは実際に障害をもたれていてオーディションから抜擢されたみたい。 だから、物語の構成も彼女に合わせて書き直しされたそう。 タイに行くシーンも、車椅子に乗っていると飛行機に乗れないことが多いそうで、 でも順序を辿って介助手さんがいれば海外に行けることを伝えたかったそう。 なのであの男の人が歌舞伎町で知り合っただけで家に泊めたり海外まで一緒に行くか!?っていう、普通の映画なら違和感だらけだけど この物語から伝えたいメッセージを読み取ると、そういうところの違和感はスルーしよう。笑 それに現実に、桂山明さんには双子の姉がいて、タイで学校の先生をやっているらしい。 ノンフィクションなリアル感もありつつな雰囲気だったから入り込めなくて私は少し退屈に感じるときもあって、みんなのレビューでは号泣した声があったけど、泣けなかった、、。 主人公が自由になろうと勇気を出した行動をしたとき、やはり頼れるのは人しかいないから、結局人は、人に支えられて生きているんだな。 【自分らしく、自分次第、、】

  • esc********

    4.0

    明るくキュートな物語

    まだ観てない人には是非観て欲しい作品。障害者もの、ということで「お涙頂戴」とか「差別と偏見との闘い」「重いテーマ」とかをイメージしがちだけど、本作はむしろ真逆。軽やかで明るく楽天的に綴られたキュートな女性の成長譚だ。 障害を描くのは難しい。真っ正面からドキュメンタリータッチで描けばリアルではあるが重くて観るのが辛くなりがち。本作はオーディションで選ばれた主役のユマを演じる佳山明さんが実際に脳性マヒであるというリアルと、ユマというフィクションの融合が、障害を感じさせずに障害を考えさせるという稀有な体験を与えてくれる。押し付けがましくなく観て楽しい作品となったことで、結果として多くの人に障害について、障害者についての理解と共感を伝えることに成功している。 もちろん後半の展開の飛躍やめぐり逢いがいい人ばかり過ぎるとか、出生時にあったであろう母の葛藤と選択が伝わらない、など欠点もある。しかし、佳山明の存在とユマの魅力はそれら全ての欠点を吹き飛ばす力がある。 奇跡の一作。

  • tak********

    4.0

    よかった

    有名俳優さん、女優さんは何名かいましたがそれ以外の演者さんたちもとても良くて、良い映画になったように思います。 障害を持った方々がどのように感じるのかはわかりませんが、ちょっと寄り添えた気がしました。

  • yos********

    3.0

    ネタバレ過度な干渉はいけません

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • stillbe

    1.0

    ネタバレ同情を対価に;上から目線;対等⇔異質

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • yab********

    5.0

    程良い距離感

    歌舞伎町在住の作家岩井志麻子は言う。歌舞伎町で生きる人々は、地域の一体感や連帯とは違う、「他人に過大な期待をかけなければ裏切られもしない」ということを知っていると。知っているからこそそこに優しさがあると。  脳性マヒのユマは、自分の殻を破って経験を積みたいと決意した時、歌舞伎町の風俗嬢に出会えてよかった。彼女はユマがやりたいことに対して無理強いはしない。かといってほっとかない。障碍者の性に寄り添うといった気負いもない。程良い距離感だ。   ユマは、歌舞伎町体験で成長したのではない。この程良い距離感を会得したのだと思う。程良い距離感があれば人に過度な期待をすることなく、ゆったりとした居場所を見つけられる。母親との関係は距離が近すぎる。人気漫画家との関係は、ゴーストライターという立場で、否が応でも距離が遠すぎる。距離感が近すぎても遠すぎても、期待と見返りが錯綜する。見返りを求められる側は、返そうと思って息詰まり、居場所を失う。  ユマは程良い距離感を会得して、かえって人と人とのつながりを実感する。優しさを優しさで返せるようになる。偏見とか差別を乗り越えるとかそんな野暮な根性は、完全にへし折られる。最後には普通の日常だけが仄かに光る。  オーディションで選ばれたユマ役の佳山明さん、ただただお疲れ様。風俗嬢役の渡辺真起子さん、介護士役の大東駿介さん、ただただ温もりをありがとう。

  • mus********

    4.0

    最初、、、

    障害者モノという事で、性の問題、母親との関係等のエピソードで暗くなるかなと思ったが、最後良い形で終わってよかった。しかし、泊めてやったりタイまで行く男の子がよう分からん。笑

  • MOON

    4.0

    一人の人間として…

    冒険する姿は頼もしい。 応援したくなる。 と同時にお母さんの気持ちも痛いほど伝わってくる。 でもこの経験はお互いにとって良かったと思う。 いつまでも子供でいるはずもなく、成長していく姿が眩しかった。

  • tny********

    4.0

    素晴らしい作品だがタイに行かなくても、、

    脳性まひの主人公の自立を描く物語ですが、いわゆる健常者らの彼女に対する接し方を通じて、障碍を持った方が人としての尊厳を保ちながら生きることがどれほど困難なものなのか、いやおうなしに感じさせられるとともに、そのような中でも自立を目指す彼女の姿に感動しました。 絶賛のレビューが多いのですが、やはり最後の家出したままの突然のタイ旅行は色々な面で疑問点が湧き上がってきてしまい、一気に興が醒めてしまいました。スケール感を大きくしたかったのでしょうが、南房総への日帰り旅行でも十分感動できただけに、その点が残念に感じました。

  • axa********

    4.0

    ネタバレ映像が綺麗

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • hwc********

    4.0

    どうしたらそんな優しい言葉が紡げるのか

    ずっと観たかった作品。 都合がどうしても合わず何度も見送ってきたのですが、やっとスクリーンで観ることが叶いました。 そして想像以上に素晴らしかったです。 脳性麻痺の障害を持った主人公ユマを演じるは、実際に障害を持った佳山明さん。彼女の存在感がものすごい。 まず冒頭からギュッと鷲掴みにされ、そこから目が離せなくなりました。 作品全体にドキュメンタリーのような深みがあるのですが、そこに重さを感じさせないのは全体を包むポジティブでポップな演出でしょう。 音楽も含めこういった所は見事でしたね。 また物語が進むに連れ、ユマとそれを演じる佳山明さんが共に成長して行く過程がスクリーン越に伝わってくるんです。 この迫ってくるような感じがこの作品の凄みでは無いでしょうか。 色々と印象的なシーンがあるのですが、何より強く残ったのは物語の終盤でした。 旅を終えた頃に彼女が漏らす「でも、私でよかった…」。 どうしたらそんな優しい言葉が紡げるのか、その何気ない一言に涙が止まりませんでした。 この作品は障がい者を扱ってはいるのですが、障がい者そのものについてではなく、もっとシンプルに一人の少女の成長を描いた作品なのでしょう。 一歩を踏み出す勇気そのものは、皆同じですものね。 少し遅くなりましたが、この作品に巡り合えた事が嬉しかったです。

  • sky********

    4.0

    拾い物の映画です。

    日常生活で、若い身障の方の実態ってわかりずらいですが、少しはその気持ちがわかるのかなという気にはさせてくれます。主役の子はすごい演技、勇気でした。

  • ミッチー

    4.0

    ちょっと詰め込みすぎだけど力作

    ゴーストライターから自分一人でやっていみたいという希望から挫折。母との喧嘩からの旅。双子だったという事実。すべてに重きをおいたがゆえに結局だからどうした?色々大変ねえって感じ。ラストがもう一度出版社へ持ち込むのなら、もっとユーチューバーの子との最悪な関係を描き出した方が良かったと思う。 これってストーリーが障碍者あるあるになってしまってるので観てる側もそうだよねってなってしまう。これがもっと普通に描きだせたら(出せないから日本はおかしいんだけど)超秀作になってると思う。 障碍者に対しての映画は「暗闇から手を伸ばせ」の方が内容が泥臭くて良かった。一概に並べてはいけないとは思うが。とにかく力作であることは間違いない。

  • 週末社長ゆず

    3.0

    障がい者が色んな事に挑戦してゆく

    苦手な分野ではあるが、明るく描かれていたので最後まで見れた。

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