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上映中

37セカンズ (2019)

37 SECONDS

監督
HIKARI
  • みたいムービー 209
  • みたログ 401

4.32 / 評価:348件

ベルリン観客賞がアカデミー賞に勝った瞬間

  • da5***** さん
  • 2020年2月15日 21時55分
  • 閲覧数 1686
  • 役立ち度 18
    • 総合評価
    • ★★★★★

いや、べつにカンヌや韓国にも俺は何の憎悪も抱いてないんだけどよ、今のところ今年観た全映画の中で最高作がこれだぜ! 世界中も感動しろ!

パスポートをどうやって取得したか?
そんなの、元々持ってたに決まってるよ。たぶん、国際身障者大会か何かに出席したことあるんだろうぜ。彼女ほどにアクティヴな人間は、それぐらいの過去は持っていそうだ。
タイ行きに至った後半展開に「え?……」となった鑑賞者もいるだろうが、俺は、苦にならなかったよ。タイ全然いいぜ。アフリカだって許せるぜ。

このすばらしい映画を作ったスタッフとキャスト、特にヒカリ監督と主演の彼女に脱帽だ! 主演の彼女、これで終わらずにあんたの次回作に期待するぜ。諦めるなよ!


しかし、これは同時に、「邦画」の終焉だな。……こうやって有能な日本の才能が海外流出して戻ってこれそうにないと思うんだ。
日本の商業邦画では、儲けの全部を出資者と配給会社と映画館が持っていってしまい、制作者(監督ら)には一銭も入ってこない。出資企業群(製作委員会)の指令に従いつづけることで給料を貰うことしかできないんだよ、映像作家が。だから、邦画では本当の有能な作家が育ちにくい。欧米や韓国では、制作者にもちゃんと配当があるんだ。
日本の科学者は、政府からの金があまりにも貰えないために最も大切な基礎研究に一切エネルギーを向けられず、成果主義的に小手先の商業利用分野ばかりに心血注がせられる。ゆえに、今後ノーベル賞を受ける日本の科学者はどんどん減ると予想されてる。ノーベル賞は、全科学を支える基礎研究分野にこそ与えられる賞であるためだ。
日本のフィギュアスケーターは、今は何とか90年代頃からの頑張りで名選手が揃っているが、いずれ確実にメダリストが減ってゆく。一人のスケーターを育てるために年間何千万円もかかるために、貧困化する一方の日本社会ではごく一部の大金持ち以外は己の家庭でスケーターなんか育てられないのだ。
日本のプロ野球は、とっくにアメリカプロ野球(いわゆるメジャーリーグ)に人材を貢献するAAかAAAに成り下がってしまっている。朝日毎日が主催する高校野球や読売が主導するプロ野球が、あまりにも前近代的な企業本位のサーカスでありすぎるせいだ。多くの有能な若者をつぶしてきた。
大丈夫かよ、日本!
この映画は、邦画じゃない。アメリカ映画に犬HKが食い込んでいっただけの、摩訶不思議なハーフ作だと俺は思うぜ。純粋邦画ども、この作品に負けずにいいものいっぱい見せてくれよ! 少なくとも、アカデミー作品賞ぐらい来年にでも取れよ! おまえら何やってんだよ! ヒカリ以外の監督全員今すぐ校庭をウサギ跳びしてこい!

おっと、……この作品で唯一不満なところを書いておくぜ。女性がみんなカッコよかった(悪役のユーチューバーさえも)のに、男はほぼ全員クソっぽかったぜ。これが現状の日本か。カッコよい男はいないのかよ? 後半寄り添ってあげてた男も、イマイチ存在感が濃くなかったぞ。ヒカリっちゅう女性監督の目には、日本の男はこの程度と映ってるってことだ。
頑張ろうぜ、まずは日本男児がな!!

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