ここから本文です

37セカンズ (2019)

37 SECONDS

監督
HIKARI
  • みたいムービー 275
  • みたログ 600

4.26 / 評価:499件

どうしたらそんな優しい言葉が紡げるのか

  • hwc******** さん
  • 2020年12月24日 16時26分
  • 閲覧数 593
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

ずっと観たかった作品。
都合がどうしても合わず何度も見送ってきたのですが、やっとスクリーンで観ることが叶いました。
そして想像以上に素晴らしかったです。
脳性麻痺の障害を持った主人公ユマを演じるは、実際に障害を持った佳山明さん。彼女の存在感がものすごい。
まず冒頭からギュッと鷲掴みにされ、そこから目が離せなくなりました。
作品全体にドキュメンタリーのような深みがあるのですが、そこに重さを感じさせないのは全体を包むポジティブでポップな演出でしょう。
音楽も含めこういった所は見事でしたね。
また物語が進むに連れ、ユマとそれを演じる佳山明さんが共に成長して行く過程がスクリーン越に伝わってくるんです。
この迫ってくるような感じがこの作品の凄みでは無いでしょうか。
色々と印象的なシーンがあるのですが、何より強く残ったのは物語の終盤でした。
旅を終えた頃に彼女が漏らす「でも、私でよかった…」。
どうしたらそんな優しい言葉が紡げるのか、その何気ない一言に涙が止まりませんでした。
この作品は障がい者を扱ってはいるのですが、障がい者そのものについてではなく、もっとシンプルに一人の少女の成長を描いた作品なのでしょう。
一歩を踏み出す勇気そのものは、皆同じですものね。
少し遅くなりましたが、この作品に巡り合えた事が嬉しかったです。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 勇敢
  • 切ない
  • かわいい
  • かっこいい
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ