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存在のない子供たち (2018)

CAPHARNAUM/CAPERNAUM

監督
ナディーン・ラバキー
  • みたいムービー 362
  • みたログ 785

4.31 / 評価:619件

全て生きるため

  • enj******** さん
  • 2019年8月19日 21時14分
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

不法移民、無届出生、万引き、窃盗、人身売買、恐喝、書類偽造、薬物横流し等々・・・・
およそ暴力以外の犯罪のデパート状態が次々と展開される。 
びっくりするのはそれらの犯罪行為にいつの間にかエールを送っていた自分。
今、犯罪を犯していない(犯さずに済んでいる)ことは、たまたま恵まれていただけなのかもしれない。

「万引き家族」と通じる底辺の人々のたくましさに感心している暇もなく、次から次へと不幸、不運が襲い掛かる。 最後に運よくテレビ番組で取り上げられて、少しだけ明るさが見えるが、それの取って付けた感が半端なく、(申し訳ないが) NGOの人たちも含めて所詮きれいごとに見えてしまう。

この前の、いわゆる「移民法」が成立して、世界中から低賃金労働者、難民が入って来る日本を考えると、この映画の世界はこのまま日本の明日の姿ではないか・・と思い至り、愕然とする。 この法律を決めた奴らが偽身分証を売りつけ人身売買をする劇中の店主と重なる。

「かわいそう」「大変な世界だ」「日本に生まれてよかった」・・・・・
他人事じゃないぞ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 悲しい
  • 絶望的
  • 切ない
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