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存在のない子供たち (2018)

CAPHARNAUM/CAPERNAUM

監督
ナディーン・ラバキー
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4.31 / 評価:597件

ナディーン・ラバキーの斬新さに拍手

  • yab***** さん
  • 2021年2月9日 21時59分
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

シリア難民について学校の授業で習ったこと。
 シリアの約50%の人々が国外に移動している。越境移動には携帯(ネット接続)、パスポート。移動の手段は、親戚縁者を頼り、環境、文化的、言語的な近似が大切。移動する場合は家族と同居できるかが判断要素。そして身分証が発行できること。

 主人公の少年は、両親を訴える。自分を産んだことに対して。彼の家族は携帯、パスポート、身分証ともすべてない。シリアの内戦から逃れる術がなく、貧困と向き合うしかない。彼の妹は人身売買へ。

 大人たちに聞いてほしい。世話できないなら産むな。
 一番優しい言葉は「出ていけクソガキ」
 僕は地獄で生きている。丸焼きチキンだ。

 少年の言葉である。とても子供の言葉とは思えない。悲痛を突き抜けている。

 シリア難民の移動は、将来の展望があって、永続権を持った親族がすでに移動先にいるという人々がほとんどらしい。
 そこからはじかれた人々。特に子供たちは、こうして路頭に迷い、大人びるしかない。他人の幼児の世話までしながら。
 シリア難民の現実を、一少年の視点から赤裸々に描いた、ナディーン・ラバキーの斬新さに拍手。

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