ここから本文です

ジェミニマン (2019)

GEMINI MAN

監督
アン・リー
  • みたいムービー 303
  • みたログ 1,365

3.36 / 評価:1076件

映像技術に固執しすぎて中身が希薄に

  • pha***** さん
  • 2020年8月27日 1時53分
  • 閲覧数 295
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

アン・リー監督は凄い監督と思っている。「ブロークバック・マウンテン」「ライフ・オブ・パイ」の2作は秀作である。いずれも美しい映像美が特徴。

その映像センスと新技術を織り込んだのが今作。ウィル・スミスが若い頃そのものの姿で今の本人と戦う。宣伝にもあるが、この映画の欠点はそれ以上のものがないこと。エンドロールでもわかるが、凄まじいまでのCGアーティストの数!

いかに違和感なく今のウィル対若いCGウィルを実現させるかに心血を注ぎすぎてしまい、ストーリー的には先が読めすぎて何の驚きもないものとなってしまっている。

確かに今回のCG技術はスター・ウォーズで若いキャリー・フィッシャーを再現したより遥かにクオリティが高い。でも本当にそれだけの映画で、2人が対決しても、どちらかが負けるのではなく、あとで協力しあうであろうことはすぐわかるし、クライブ・オーウェンという悪役も配置され、完全に予定調和で終わってしまう。戦いのシーンは迫力があるが、1人はCG加工されているのが明白なのでリアリティがない。

唯一の見どころはバイクのチェイスシーン。非常に迫力あったが、ここまでCGの顔はりつけができてしまうのであれば、スタントマンが吹き替えたシーンもカットなしで本人の顔を貼り付けることができるわけで、どうにも興ざめ。

新技術がかえってリアリティを失うという皮肉な結果となっている。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • ゴージャス
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ