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ザ・ネゴシエーション (2018)

THE NEGOTIATION

監督
イ・ジョンソク
  • みたいムービー 36
  • みたログ 37

4.06 / 評価:32件

とにかく見て!驚きの展開にノックアウト

  • min***** さん
  • 2019年9月14日 20時31分
  • 閲覧数 329
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

ソウル市警の女性警部補・チェユンが、タイで発生した誘拐・人質事件の犯人・ミンとの交渉に挑むサスペンス。

福岡は封切りから1週遅れで公開、の2週目。
個人的にお久しぶりの韓国映画でした。

ソウル近郊の良才洞で人質事件が発生。外国人らしき犯人の交渉のため、その日非番だったチェユンが出動した。事件現場に入り、犯人を説得していた彼女だったが、結果として犯人とともに女性の人質が殺されてしまった。これにチェユンは動揺する。
それから10日後。先の事件の責任をとってソウル市警を辞めようとしたチェユンのもとに、ヒョクス警部が現れる。彼に連れられて向かった特別状況指揮室でチェユンを待ち受けたのは、モニター越しに映る人質たちと犯人らしき男性だった。

ミンが起こした人質事件は、まずタイ・バンコクで武器密輸を取材していた男性記者を拉致。その後、良才洞での事件にもいた市警の班長、更には普通の家族が巻き込まれた。
これに対し、政府はミンの居場所と思われるタイの孤島に空軍の特殊部隊を送り込んだが、作戦開始まで14時間かかる。それまではチェユンがミンと交渉する・・・というのが物語の流れ。
だが後半へと進むに連れ、ミンの過去や良才洞での事件との関連性などが明らかになり、終盤にはまさかのどんでん返しが待っている。

どんでん返し展開に弱い私は、この流れの良さにまんまとやられてしまった。
画面越しの交渉だけで113分の本編尺が持つかな・・・と、鑑賞前はちょっぴり不安もあったが、そんな心配はいらなかった。
前半、何気なく流していた伏線が後半で上手く回収され、どうなることかと終始ハラハラさせられた。この辺り、さすが韓国映画だなと感じる。
そして終盤、まさに意表を突かれる展開で、ただただ驚くしかなかった。
個人的にこの作品の物語に関しては、「とにかく説明するよりも実際に見たほうが良い!」と伝えたくなる。鑑賞後、そんな気分にさせられたのは「search/サーチ」以来だった。

そして韓国映画といえば、役者の演技の上手さ。
この作品の鑑賞者は、多くがミン役のヒョンビンさん目当ての人が多いだろうが、彼にとってミンが初の悪役キャラらしい。だが見ると、そうとは思えないぐらいしっかりと悪役キャラを演じきっていて、見ているこちら側も思わずビビりまくり。状況に応じた表情の変化も素晴らしかった。
また、韓国映画で最低1人はいるであろうコメディ担当。この作品ではヒョスク警部がそれかな・・・と思っていたが(実際、劇場では彼のシーンで笑っていた人もいたし)、作品の進行に合わせてキリッとした正義感のある男性に見えてきたから不思議。物語にちゃっかり貢献したのが意外だった。
そして、主人公・チェユン。途中、死に接して困惑しつつも、力強く正義を貫く姿が印象的だった。ラストシーンで特にそれが表れた気がする。

基本シリアスな展開だが、ちょっぴり笑いもあって(新聞社の社長さんの衣装とか、チェユンがミンにスリーサイズを聞かれて画面を切るあたりが面白かった)、最後まで飽きない。
いつもながら、韓国映画の凄さに圧倒された作品でした。

2019/9/14@KBCシネマ

詳細評価

物語
配役
演出
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音楽

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