レビュー一覧に戻る
初恋
2020年2月28日公開

初恋

PG121152020年2月28日公開

HERO

3.0

普通の人たちが知らない世界の力強い生き様

苦手な世界観を描く三池監督。その多くの作品を見終わったあとグロさだけしか残らなかった。クエンティン・タランティーノのバイオレンス作品を見終わったあとと同様の感覚で苦手だった。 しかし今作は少し違った。 グロさはあるのだが、映画を見終わった後、良い余韻が漂った。 内容は週刊誌の記事でたまに載る吐気がでる裏社会の出来事なのだが、その中で一筋の光を輝かせる仁を持つ人達が3人いることで救いを見いだせ心の耐性が保てる。 非道な世界の中でも、腐ったものもいればまともなものもいる。どこの世界でも同じなようだ。 心を熱く燃やすことなく、どこか廃れた世界に諦め感じ惰性で生きてきた主人公。彼が死を直前に、どうせ死ぬのだからと行動を起こすことで、心を燃やし熱く行動をし始める。 惰性で生きる日々。見て見ぬふり。面と向かっては表現できない人々。 情熱にスポットライトを当てた作品に感じられる。 各役者たちの熱い演技も小気味いい。口コミで言われている通り、ベッキーの怪演はなかなか良い。当たり障りのないベッキーキャラを脱皮したようにも感じました。

閲覧数569