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ジョーカー (2019)

JOKER

監督
トッド・フィリップス
  • みたいムービー 2,290
  • みたログ 1.5万

4.13 / 評価:12447件

絶望感を誘う映画

  • tal***** さん
  • 2020年8月10日 18時35分
  • 閲覧数 1841
  • 役立ち度 10
    • 総合評価
    • ★★★★★

どんな不遇な人生を歩んできたとしても、だからといって気に入らないヤツを殺していいという事にはならない。
それを前提とした上で、悲しい話だと思う。


最初から底辺の暮らしだが、貧しいながらも細々と好きな仕事をして、薬でどうにか精神を繋いでいたのに、みるみるうちに全てを奪われてゆく、その転落の仕方が見事で、脚本めっちゃうまいなぁと思った。


一度はお金持ちの隠し子かもと思ったのに、それは母親の妄想であって、しかもその母親は自分と血の繋がった母親ですらなかったって。
それ一番精神にくるやつだ。
自分の根本を全否定されたんやもん。unknownて。
で、薬すら取り上げられてしまったら、抑えがきかなくなる。

そこに銃がなかったら衝動が他者に向かわなかったのかも知れないが、望んで手にした訳でもない銃があったから撃った。
そして一番解放されたら止まらなくなった。
ものすごく納得する。



見た後で脱力感を覚えた。
犯罪を擁護する気にはならないが、ジョーカーに対して怒りも感じなかった。
感じたのは虚無感というか無力感。
彼は他にどうすればよかったのか?どうしようがあったのか?
それでも前を向いて努力すればどうにかなったのか?


タクシードライバーやキングオブコメディを彷彿とさせるシーンがあって、しかもデ・ニーロが出てるという豪華さ。
この二本ももの悲しさがただよう映画だが、ジョーカーはそれより群を抜いて悲しい、絶望感を誘う映画だと思う。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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