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ガーンジー島の読書会の秘密
2019年8月30日公開

ガーンジー島の読書会の秘密

THE GUERNSEY LITERARY AND POTATO PEEL PIE SOCIETY

1242019年8月30日公開

rai********

4.0

ネタバレ戦争がもたらした過去と、自立した女性の話

ガーンジー島は、ヴィクトル・ユゴーが缶詰め状態でレミゼラブルを執筆した島でもあり、最近では悪しきタックスヘイブンとしてよく指摘されるので、気になっていた。 戦争が引き起こした複雑な心情をテーマにしつつ、本当の愛を求める、自立した女性の話にもなっていて、現代的な作品。全然違う話だけど、最近の若草物語Little Womenに近い残像というか雰囲気の映画。エリザベスが外見も中身も美しくてピュアな魅力。(主人公がひどい、話の素材はいいのに、という他の方のご指摘にも納得) 孫をドイツ人らに奪われるのではと心配する母アメリア、後悔と喪失を抱えつつ、地獄のような人生だが前向きに生きているのに励まされる。 「一緒にいる時間は楽しかったけど、それは愛じゃなかった」って。。。成功者のイケメンを捨てて堅実な人に走るという最後は、ベタな展開。ていうかマークが登場した時点で、いずれ破綻するだろうなーというのがかなり見えてしまう。編集者シドニーがヘテロセクシャルだったら、もう一波乱あっただろうに…と下世話な心配。

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