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家族を想うとき (2019)

SORRY WE MISSED YOU

監督
ケン・ローチ
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3.94 / 評価:471件

御大の名人演出にひれ伏す社会派の秀作!

  • ポルティ さん
  • 2021年2月8日 20時25分
  • 閲覧数 519
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    • 総合評価
    • ★★★★★

もう素晴らしいとしか言いようがない。巨匠ケン・ローチ84歳にしてこの驚くべき完成度はどうだ。観ていて胸がヒリヒリするようなリアルな情感は20年前の「Sweet Sixteen」の頃から全く衰えていないうえに作品に骨子を成す旺盛な社会への批判精神はいささかもブレていない。まるで今がキャリアのピークかと思えるほどの充実ぶりには本当に驚嘆、尊敬してしまう。
監督の演出のキーを握るのは演じる無名の役者たちにあるが、本作のキャスティングも素晴らしい。主役のリッキー役の俳優は元配管工で40歳を過ぎて役者に転じたキャリアの持ち主だそうで、彼の演技はにじみ出る人生経験そのものであり、完全に演技を超えている。

失礼を承知で言えばケン・ローチはイーストウッド同様、次の新作を出せるかどうかわからない御年。それだけに今の御大の新品にはそれを遺作にしても悔いのないような魂が込められているかのようだ。その想いをしっかりと感じ取ることが映画ファンとしての礼儀だろう。
ああ巨匠、最期まであなたについて行きます!

詳細評価

物語
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