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上映中

太陽は動かない (2020)

監督
羽住英一郎
  • みたいムービー 316
  • みたログ 831

3.42 / 評価:682件

今日1日を生きるという事

  • hanabihibana さん
  • 2021年3月8日 16時13分
  • 閲覧数 721
  • 役立ち度 12
    • 総合評価
    • ★★★★★

去年の5月の公開が延期になり ようやく 観れた 観れた!
原作は 未読、ドラマは観ました!

コロナ以前の海外ロケ。
こんなスケールの大きい邦画は 当分
観れないだろうなぁ。。。(悲)

『1日を生きる』『今を生きる』
なんて 刹那的なんやろう。
「1日 生きてみて、生きられたら、次の1日も生きてみる」
長期の展望がなく 不安定で 私には そんな考え方
無理かも、と 思っていたけど これ、違うわ。

これは 作品のテーマ。
だけど 私らにも 通じるものがある。
1日を懸命に生きた人にだけ 未来は 続く・・・・か?
チコちゃんの「ボ~ッと生きてんじゃねーよ!」的な?
1日1日を 積み重ねた人だけに 今がある。
「生きたようにしか、死ねない」って事か?

派手なアクションばかりに目がいくけど
そうやないねん。

映画では、鷹野の過去も描かれていた。
虐待された子を 死んだものとし 新たに名前を付け
18歳になったら 産業スパイとして 育成する。
突拍子もない発想が 面白いと思ったけど
考えてみると 非人道的、鬼畜よね。
発見された時 鷹野は 死んだ弟と一緒だった。
「弟を病気にして ごめんなさい」と。
なんで、なんで、あんたが悪いわけやない。
おなかがすいて ひもじい思いをして
壁の向こうに 声は届かない。。。
まさか、『太陽を動かない』で 号泣するとは・・・・・・。

高校生の頃の鷹野の様子も。
これは 原作『森は知っている』の部分らしい。
親と暮らしていないだけで ごくごく普通の高校生。
これって
盲導犬が、訓練に入る前の子犬の頃 パピーウォーカーと
暮らすっていうシステムと同じなの?

「今 僕は 壁の向こう側にいます」と鷹野は言ってるけど
それは 生きるか 死ぬかの世界。
でも、あの時 弟と同じように死んでしまったら
この世界は、ない。

難しいよね、正解が、ないもん。


鷹野に比べ 後輩の田岡は そのあたりが まだあやふや。
死ぬのが怖いし
もう いいや、こんな事 終わりにしたい、と
根底では 思ってる。

そんな田岡を 鷹野は 見捨てない。
救出のシーンは 見応えあります。
(助ける方の竜也くんは ガチで溺れているそうやけど)
そして 身をもって「今も生きろ!」と 教える。
(高所、閉所、水が苦手な竜也くん お疲れ様でした。
だけど、高所、閉所、水が得意な人っているの?
あっ、『海猿』の人たちね)

ド派手な アクション満載の産業スパイの映画なのに・・・・
違う見方、感じ方をしてるよ、私。
この物語の中で 鷹野は31歳、長男坊と同じなん、
だから 変なトコに感情移入するんかな?

『ウォーターゲーム』では 鷹野は、35歳前、定年前だ。

『太陽は動かない』
『森は知っている』
『ウォーターゲーム』3部作 すべて読みたくなった。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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  • 恐怖
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