ここから本文です

上映中

太陽は動かない (2020)

監督
羽住英一郎
  • みたいムービー 317
  • みたログ 833

3.42 / 評価:685件

思い返すと不満のほうが多い

  • don***** さん
  • 2021年3月8日 23時10分
  • 閲覧数 951
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

公開3日目の日曜日の夜に観てきました。お客さんはまばらで私が座った列は他には誰もいませんでした。こういうアクションエンタメ作品は日本では少ないからヒットはしてほしいけど厳しそうですね。


始まるやいきなり縛られてゴリゴリと拷問を受けてる市原隼人さん、救出にきた藤原竜也さんと竹内涼真さん。流石に舞台で鍛え上げた藤原さん演じる鷹野の格闘は狭い場所でガンガン壁に叩きつけたりコンロの火に押し付けたりと痛々しい感じで良い。この開始早々にテンションが上がる感じは好印象ですが羽住英一郎監督にはワイルド7という大変な前科があるので嫌な予感は拭えません。

と、思っていたら嫌な予感は的中。物語は現代の事件から鷹野の高校時代の回想へと入っていきます。これがやけに尺とってる上に現代パートと交互に語られるから現代パートの事件に集中できないんですよ。ただでさえ複数の登場人物が様々な思惑で動いているのに話がぶつ切りだから余計にこんがらがってきます。どうやら調べてみると現代パートにあたる「太陽は動かない」と過去パートにあたる「森は知っている」の2冊の原作を一本の映画にしているとのこと。

はっきり言って鷹野の過去パートも悲しい宿命を背負った若者の報われない青春ものとしてとても良かったんです。鷹野の少年時代を演じた日向さんという俳優さんも初恋の相手を演じた南沙良さんも瑞々しい魅力にあふれてたし島のロケも美しい。どう考えても欲張らずにこの過去パートだけでドラマなり映画なりにするべきだったと思います。

で、結局随所でアクションもありますがテンションは冒頭の山下救出のシークエンスを超えるものはなく、沈没する船の中でもうこんな人生うんざりムードで縛られた田岡を鷹野が説教しながら救い出すというのがクライマックスになります。いや藤原さんの演技は相変わらず見応えあるけどもうちょっと盛り上がるアクション入れても良かったんじゃないかな。

羽住監督はワイルド7の時も感じましたがダークナイトがお好きなようでオマージュかなと思うところがあります。それでラストにタイトルをバーン!と持ってくるのはいいんだけどそのタイトルの後でまた会話シーンが入ってくるのが締まらねぇのなんのって。わざわざ最後にタイトル出すならそこでビシッと終わらせようよ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • セクシー
  • かっこいい
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ