レビュー一覧に戻る
シンクロ・ダンディーズ!
2019年9月20日公開

シンクロ・ダンディーズ!

SWIMMING WITH MEN

962019年9月20日公開

りゃんひさ

3.0

ネタバレ「中年の危機」は乗り越えたいものだね

中年男性シンクロチームの実話をモチーフにした映画『シンクロ・ダンディーズ』、ロードショウで鑑賞しました。 同じ題材のフランス映画『シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢』は見逃したのですが・・・ さて、映画。 有能な会計士エリック(ロブ・ブライドン)の息抜きはプールで泳ぐこと。 先ごろ妻が地方議員に当選したこともあり、ここのところミドルエイジ・クライシス(中年の危機)を感じている。 息子とも折り合いが悪く、そんなこんなで妻の当選祝いのパーティに遅刻したことがきっかけで、家を飛び出してホテル暮らしをすることに・・・ といったところから始まる物語で、その後、彼が通うプールで集まってシンクロスイミングをしている7人の男性グループから「境遇が似ている、是非に」とスカウトされ、一緒にシンクロを始めることになる・・・と展開する。 シンクロチームなので登場人物は多く、中年男性の群像劇かと想像していたが、主役のエリックに焦点を当てたつくりとなっていて、ちょっと物足りない気もするが、出演者は他にテレビ『SHERLOCK/シャーロック』シリーズのレストレード警部役が有名なルパート・グレイヴスぐらいした見知った顔がいないので、あまり他のメンバーのエピソードが描かれてもくだくだしくなるだけ。 他のメンバーの挿話がまるでないわけでもないので、主役に絞るこの作劇は悪くない。 他のメンバーでは、無口を通り越して一言もしゃべらないサイレント・ボブが、最後のひとことだけ助言するところは、定石だけれど、洒落ている。 ルパート・グレイヴス演じるルークが離婚して、ボート暮らしなのも侘しい(ただし、ボートはそこそこのクラスのものなんだけど)。 というわけで、いろいろあった中で、主人公がミドルエイジ・クライシスを乗り越える結末も悪くはなく、水準点の出来栄えかしらん。 評価は、★★★(3つ)としておきます。

閲覧数493