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アス (2019)

US

監督
ジョーダン・ピール
  • みたいムービー 242
  • みたログ 1,466

3.21 / 評価:1152件

支配からの脱却

  • cbw******** さん
  • 2020年6月28日 1時38分
  • 閲覧数 1816
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

この監督の作品は初視聴。
ほぼ前情報なし。

前半部分はホラー映画らしい話の展開にそれらしい演出もあり、良い意味でお約束も忘れない。なかなか良質な雰囲気のホラー映画という印象。

しかし、とある展開を機に段々とナンジャコリャ感が増し、襲ってくる存在にも主人公家族にもイライラしたり訳ワカメ状態。
ホラーなのかパニックホラーなのか線引きが曖昧になるという、ダメな方の映画にありがちな要素がチラホラ。
それはそれで嫌いじゃないしあーだこーだと言いつつ観るけど。

で、さら話が進んでいき物語の核心に触れると多少納得。
「あ~まぁ・・・恨む相手が違う気もするけどそういう事ね」と一応腑に落ちる。最後はよくあるどんでん返しで終了。冒頭で既に予想していたオチの一つ。
とは言え、終盤である程度の伏線回収もしてるしなんだかんだ久しぶりのホラー映画で面白かったな。

と、ここまでが見終わった時の感想。


そのあとすぐ考察&解説されてる方の某記事を読んでみた。

どうやらこの監督は人種差別とポリコレをテーマに映画を作る人みたいで、この作品にもそういうテーマが全面に出ているのね。
自分では気付けなかったうえに解説を見た後の月並みな感想で恥ずかしい限りだけど、思った以上に奥の深いシナリオだったようで。

映画に作り手の裏のメッセージや思惑が隠されていたりするのは少なくないが、やはり本作でも一つ一つのシーンに明確な裏の意図があった。
ありがちなどんでん返しにもより意味が増してくるし、確かに2回目見たら微妙に感じたシーンまで印象変わるし面白いかも。

(前提として有り得ないホラー映画の中の話しなので、謎が全て解けるわけじゃないし都合よく解釈する必要はあるが、世界への風刺を通じて登場人物の言動の理由が分かった。)


いくら痛烈に感じ取ろうとあくまでアメリカや欧州などで起きている問題で、そもそも差別を作品テーマにした作品は映画に限らず多いし、何より映画を見て率直に感じた自分の感想が第一だから、解説を読んだからいって作品の評価を変えるつもりはない、が、改めてなるほどね、とは思う。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不思議
  • パニック
  • 不気味
  • 恐怖
  • 絶望的
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