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マーウェン (2018)

WELCOME TO MARWEN

監督
ロバート・ゼメキス
  • みたいムービー 88
  • みたログ 137

3.47 / 評価:106件

倒錯とトラウマ

  • やまし さん
  • 2019年7月27日 21時06分
  • 閲覧数 184
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

箱庭療法的な題材ながら時には傷口を広げることさえ厭わないという潔さがいい。冒頭の墜落から靴の延焼と代替、撮影は伏せと(魔女の特権以外は)仰角に拘る。踏みつけられた傷の克服は教会の鐘塔に上る事で、という単純な図式でもない。

日常生活にしばしば虚が紛れ込みスリルを生むのだが、シャッターが切られる瞬間に動画は静止画として定着する事で殺され、主観と客観・倒錯とトラウマの線引きが曖昧になる。
つまり主人公を引き裂かれた状態で保持する事が推進力となっている。

愛の対象として生身の女性とフィギュアを混同するという倒錯が終盤になって『めまい』のオマージュだと分かる。
中央の魔女越しに左右2人の人物を撮る俯瞰ショットを印象付けておいて、中央に窓を配しフィギュアのようにフリーズするスティーヴ・カレルを置いてレスリー・マンが立ち去るお茶会のシーンが残酷で上手い。

詳細評価

物語
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