あらすじ・解説
The Sunday Times の特派員メリー・コルヴィン(ロザムンド・パイク)は、スリランカ内戦を取材していた2001年に左目を失明する。PTSDに苦しみながらも、世間の関心を紛争地域に向けるために彼女は戦場を駆け巡る。2012年、シリアで過酷な状況下に置かれた市民の現状を世界に発信しようとホムス入りしたメリーは、命懸けのライブ中継に挑む。
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作品レビュー(72件)
- ソロビッチ
4.0点
「その素敵な眼帯はどこで」 「ああ、宝島で」 「普通の生活を望んだとしても暮らしかたがわからない。戦場が一番居心地がいいのかもしれない」 良かったけど最後は犬死に。 仕事での達成感でアドレナリン出て成功体験が麻薬みたいになって日常送れないのは帰還兵士と同じ症状。勿論記者としては本当に偉大で尊敬するけど辛いなと。 最後も意地になったのか、わかるけど犬死に。 ウクライナ生きてたら行ってたのかな。経験活かして欲しかった。 テレビ録画でしたがラブシーンあります。オバサンなヌード 80点
- bon********
2.0点
エピソードの積み重ねだけでは深みも共感も感動もありません
- goo********
5.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - fg9********
4.0点
…あらすじは、横着をして、解説の次のとおり。 『The Sunday Times の特派員メリー・コルヴィン(ロザムンド・パイク)は、スリランカ内戦を取材していた2001年に左目を失明する。 PTSDに苦しみながらも、世間の関心を紛争地域に向けるために彼女は戦場を駆け巡る。 2012年、シリアで過酷な状況下に置かれた市民の現状を世界に発信しようとホムス入りしたメリーは、命懸けのライブ中継に挑む。』 観始めたら、黒いアイパッチの女性戦場記者の姿に記憶が蘇ったが、『バハールの涙(2018)』で知ったのだった。 主人公ではなかったが、強烈な印象を残した人物だった。 名前は「メリー」から「マチルド」に変更されていたが、そんな彼女が放った言葉が同レビューに記されていたので転記しておこう。 「真実が与える影響力なんて大したことないのよ。だって、皆、無関心で、ワンクリックしたら終了してしまい、何も変わらないわ。 人々が欲しているのは、将来の夢や希望だけなの。だから、皆ひたすら悲劇から眼を逸らそうとするの。 それでも、私は真実を追い求めて、伝え続けなければならない。 誰のためかって??それは自分自身のためでもあるし、何よりもこうして出会った人々のためなの……彼らの勇気と力が私の生きる羅針盤となって支え続けていてくれるの……」 本作でもメリーは次のように言っていた。 「戦争とは、限界を超えて耐える民間人の静かな勇気だ」 冒頭の言葉も彼女の行動原理を裏付けている。 「恐怖を認めれば、目指している場所に決して行き着けない。 恐怖は全て終わった後にやってくる」 で、PTSDに悩まされながらも、フセイン、アサド等の独裁者が支配する暴虐極まりない戦地の惨状を暴いていくのだ。 使命感に突き動かされて……というよりは、一種の中毒症状に陥っていると言われるのもむべなるかなだ。 そんな剛毅な彼女は、戦場に赴く時、ブランドものの高級ブラジャーを着けて行くと言う。 「死んだ時に、印象的でしょう?」という訳だ。 そんな茶目っ気もあるメリーだったが、2012年のシリアで砲爆撃に巻き込まれて、56年という壮絶な人生の幕を閉じたのだった。 こんな剛健な女性は二度と現れないかも知れない。 そんなメリーをロザムンド・パイクが全身全霊で体現しており、また、シャーリーズ・セロンがプロデューサーとして名を連ねているのも好印象で、非常に見応えありの3.6点といったところかな。 (メモ 総レビュー数:3951件、2021年度59作品目)
- tos********
3.0点
サンデータイムズ紙の伝説の記者、メリー・コルヴィンの事実をもとにした物語。2001年スリランカの内戦で左目を失明。PTSDやアルコール依存に苦しみながら、それでも彼女はイラク、アフガニスタン、リビアと赴く。そして2012年シリア。 「戦争を見すぎてる」「勇敢でネタに鼻が利く」と言われた彼女の記事は、それだけ胸に迫るものだと思います。「戦争は女の顔をしていない」という本がありますが、女性が訴える反戦の心はより強力なのかも。シリアでは、獣医が負傷した人々の手当てをしていました。 おしとやかでいて気が強いイメージのロザムンド・パイクが、迫力があり良かった。
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