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カイジ ファイナルゲーム (2019)

監督
佐藤東弥
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  • みたログ 2,442

2.68 / 評価:2017件

預金封鎖の意味が分かっていない。

  • ane******** さん
  • 2021年5月5日 22時18分
  • 閲覧数 269
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

ゲームの稚拙さや、役者の演技に関しては他のレビューでもたくさん書かれているので、ここではこの映画のバックグラウンドになっている預金封鎖について触れてみたい。
この映画では預金封鎖=悪で、カイジが預金封鎖を食い止めるというストーリーになってしまっているが、実際には預金封鎖=悪というわけではない。預金封鎖(&デノミネーション)は国家の財政を立て直すための手段の一つに過ぎず、必ずしも悪とは限らない。
預金封鎖によって被害を被るのは主に富裕層であるため、カイジたち庶民にとってはむしろ歓迎すべきことなのだ。
日本の経済に関して言えば、明治以降拡大してきた貧富の格差が唯一縮小したのが戦後の預金封鎖(&デノミネーション)と言われている。
映画のテーマに、このようなリアルな金融情報を盛り込みたいのであれば、専門家をアドバイザーに加えるべきだろう。
そうしないとこのような上辺だけのストーリーになってしまう。

そもそもカイジはもともと、「国家を救う」ような話ではないのだが、「映画」ということで、話を変にスケールアップしようとして失敗してしまった感がある。別にスケールアップなんかしなくても、カイジの原作はそれ自体面白いのだから、オリジナルストーリーなんかやめた方が良かったと思われる。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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