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上映中

SHADOW/影武者 (2018)

影/SHADOW

監督
チャン・イーモウ
  • みたいムービー 73
  • みたログ 240

3.57 / 評価:191件

三国志だったのか。知ってれば映像意外も…

  • ハイダウェイ さん
  • 2019年9月16日 10時55分
  • 閲覧数 415
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

そうか、これって三国志の荊州争奪戦ってのをモチーフにしてたのか。
それを知ってたらもう少し見た方が変わってたかもだ。
振り返れば、あの楊蒼との戦い、いや、楊蒼親子の感じが三国志っぽい。
刀の使い手と言うから“ソード”だと思いきや、青竜刀みたいなやつじゃん!!
親子の関係といい、あそこが一番三国志っぽかったなぁ。
ただ、そんな中国史における戦争映画ではない。
あくまでその中での戦略における“影武者”の話だ。

こちらも影武者と言えば、「王になった男」を思い出した。
韓国映画だし、ちょっとコミカルなテイストもあるから、似て非なる作品だが、大筋は同じだなぁ~と思う。
結局は影武者をテーマにすれば、こういうオチしかないのかもしれない。
そんなド定番なプロットだが、見せ方にオリジナリティを強く出している。
チャン・イーモウのこういうテイスト、久しぶりだなぁ。
「HERO」を思い出す。

まるで重力を失ったような自由な動き。
今回は飛ばされるとこ以外はそこまでワイヤーでフワフワと舞うことはないが、それでも仕合いは舞いのようで美しかった。
映像の彩度を落とし、ちょっとモノクロ映画にも見える映像は、まるで水墨画のようだ。
最初から最後までずっと雨が降ってるのも、静けさと美しさを際立たせる。
特に舞台となるあの2つの対極図が、いかにもビジュアル重視としてるのがよく分かる。そしてめちゃんこカッコイイ!

まさかね、傘で戦うとはね。これは完全に予想外。
でも本番ではさすがにあの雨傘じゃないんだ。そりゃそうか。
おっとビジュアル面はこれくらいにして、ストーリーや影武者のことだが、主人公とヒロインが本当に美しい。妖艶だ。
一方で影武者のオリジナルの都督は似ても似つかないじいさん。
何が瓜二つじゃ~~~い!と言いたくもなるが、それ以上に、同じ俳優が二役を演じてるってのに驚いた。別人やん。

影武者が影武者として尽くす背景はよく描かれているが、あの都督のゲスさ。
そして同じくらいに若き王のゲスさ。
ゲスだらけの中ゆえに高潔な武将たちが際立つ。
ただ、そんな武将たちの生き様や戦争的な面白さが出てきたのは後半であって、前半はダラダラと内輪でやりあってるだけで、ちょっと退屈だった。
終盤もやっぱそう来るよね~~

もったいつけた割にはほとんどが分かってたんじゃないかな?
やっぱ影武者の行く末はこれしかないわけだよ。
まぁ、あのクズ王の末路としては、ざまぁ!だけどね。
忘れてたけど、ここでやっとオープニングのシーンだったのか?!
じゃぁ、禁断の愛の行方は、どうなったのか?
ここで終わっちゃうんだなぁ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • ゴージャス
  • ロマンチック
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