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バットマン:ハッシュ

ron********

2.0

改変が…

人気のコミック「バットマン:ハッシュ」のアニメ化作品。 DCアニメ映画シリーズは毎回原作コミックとは違う展開を見せるのが恒例となっていますが、本作はその改変がどうも裏目に出てしまっている印象です。 具体的には原作の肝になっていた謎解き要素が大きく後退し、それに代わってバットマンとキャットウーマンの恋愛要素が前面に出てくるという構成に。 正直個人的にバットマンにロマンス要素を期待していないので、それが前面に押し出される展開にガッカリ…。 またアニメの尺の問題で、一部のキャラクターは大きく設定が変えられていたり、また酷い場合は出番がなくなっていたりするのですが、そこの取捨選択もイマイチ的を得ていない感じがします。 展開を絞った割には原作の弱点である話があちこちに飛ぶ散漫な印象はそのままですし…。 結果「ハッシュ」であって「ハッシュ」でない原作のファンであればあるほど、なんとももどかしい気分を味わう作品になってしまっているかと…。 DCアニメの強みである流れるような格闘、アクションシーンの出来も本作はイマイチ。 同時発売のバットマンvsタートルズのアクションが素晴らしかったのもあって本作のアクションの固さが余計目立ちます。 そんなこんなで個人的には期待していただけにガッカリが上回る作品になってしまいました。 唯一音楽、特にメインテーマはなかなか格好良くて良かったかなぁ…くらいですかね。

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