ここから本文です

ドクター・スリープ (2019)

DOCTOR SLEEP

監督
マイク・フラナガン
  • みたいムービー 477
  • みたログ 1,974

3.47 / 評価:1589件

キューブリック版とは対照的

  • jis***** さん
  • 2020年11月20日 18時53分
  • 閲覧数 431
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

伝説の名作「シャイニング」の40年後を描いた作品であり、それぞれいい点とちょっとなと思う点が交差していた。

まず、何度見ても頭を抱えさせられるキューブリック版とは打って変わって、物語が非常にわかりやすく簡潔にまとまっていた。
映画の尺が2時間30分という最近の映画としてはかなり長い部類に入るが、退屈さをほとんど感じさせないような物語の構成・起伏などが素晴らしい。シャイニングの続編という肩書を抜きにしても十分に評価できる内容となっていた。

ただ、いい点と悪い点というのは表裏一体。
今回は超能力に焦点を当てた物語構成となっていて、簡単に言えばキューブリックのミステリアスな作風から、単純に能力バトル物に作品の雰囲気が変わっていた。例のホテルも当時の謎と対面するというより、ダニーがそれを利用して敵を倒すという、オリジナルファンからするとちょっとなと思うとこ。

もっともキューブリックの作品自体が原作者スティーブン・キングと確執を成すほどの特殊なものであるが故の作品だったと言ってしまえばそれまでで、作者の真意にどちらが寄り添ってるかと言えばこれが正しいのかもしれない。

ただ、今回の監督もキューブリックの作品から40年を描いたという点や、所々キューブリックを象徴するシンメトリカルなカメラアングルなど、キング、キューブリックそれぞれに敬意を払っていることが伺える。

それを捨てることなく、自身のオリジナリティーを十分に発揮した本作は、実に素晴らしいの一言。

昔の映画の続編だからと敬遠している人にも是非見てほしい一本。映画自体もモダンな仕上がりになってるし、特に一見さんお断りなところもない、どっちかといえば「知ってたら理解が深まる」くらいのファンサービスレベルだしある程度の説明もなされるから気兼ねなく見れる。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • かっこいい
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ